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2008-06

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第5部 306-307 ニコースキーの俺がAP通信

ソフバンクホークス ノ  ニコースキ デース ユーチューブ ミテネッ
(以下門奈さんの訳)

交流戦、そしてキタキュウシュウのビースト、日本語ではMAMONOと呼ぶそうだが
こいつをしばきあげる仕事を果たすことが出来、私個人としてはハッピーである。
そこまでに至るにはいろいろな紆余曲折があった。お客さんがボスに
「頼むからニコースキーを勝ちパターンで使わないでくれ!」と懇願したそうじゃないか。

そういうのをやめてくれ、とはとても言えない。当時の投球内容を考えたら
私だって同じ立場にいたら同じことを言うだろう、それはしかたないのだ。
選手はそういう言葉をやめてくれとか言う前にプレーで見返すことが先だ。
お客の言葉に対しナニクソ、と思うことも、選手とファンの関係の正しいあり方のひとつだ。
昔から一塁内野席の客と一塁手のケンカなんてよくある話だったろう。
最近NPBはお客であるファンに対してもっと大事にしようという動きを大きくとりつつあるが
古くから野球はファンに食わせてもらうと同時にファンと真剣勝負をしてきた。
すし屋のオッサンが「こちとらお客と真剣勝負やってんだ」って言うことが
劇作品とかであるだろう。あれが一番分かりやすい例になる。
昔から伝わる「お客との勝負」という関係、これはNPBの特色だと思うしMLBでもないことはない。
これをなくしたら逆に野球というものが味気ないものになるだろう。
私個人としては、NPBの職業野球時代から受け継ぐこの空気が大好きだ。

そうして考えてみると、「珍プレー」の番組をなくしてしまったのはよくないかもしれないね。
あれで逆に野球を知ることもあるし、あの程度の不始末?を封じたところで
選手会・野球機構にいったい何の得がある。急所をぶつけてチーンと音がしたり
ズボンのチャックが開いてるところを大写しされたり、それで
「見てろよナイスプレーで見返してやる」って気持ちにならないとスポーツ選手じゃない。
もちろん選手個々人の精神的弱さはあるだろうがそれは個々人で対処すればいい。
私はとにかく、露出を減らせば減らすほど損だと考えているから、ネタにしてくれるなら
大体のものは拒まないのが一番と思っている。

野次でもデートのお誘いでもOKだ。
私は別に女性にブタゴリラとか言い放つほどデリカシーない人間じゃなく・・・
おっと妻が後ろになっているのでもう時間だ、又お会いしましょう
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第5部 280-284 許銘傑のオレが豊田さん!2-52 by36

セイプ ライオンツ ノ シュー ミンチェ テス ハァー
(以下邱さんの訳)

 交流戦、4年連続パリーグのチームが優勝を果たし、
リーグ全体でも4年連続の勝ち越しを決めました。
まことにめでたいことです。王さんも、WBC以来の優勝というタイトルを獲れて、よかったですねえ。
久米を残して佐藤誠がサヨナラを食らった時はどうなるかと思いましたが、
まあ、しゃあないと割り切ったんでしょうね、いつものように。
強い気持ちでもう1試合をモノにして、見事激戦を制しました。
 今年も、パリーグは弱く劣っているリーグではない、ということを天下に知らしめることが出来て、
オレはこんなに嬉しいことはありませんよ。
別に、オレはパはセより優れている、だからパが勝って当然だ、というつもりは毛頭ありません。
実際交流戦で阪神は力を見せ付けましたし、
巨人だって最後の4球団に残ったわけだから、やっぱり自力はあるんです。
しかし、オレが何故パの勝ちを望むのかといえば、
そうしないとまたパがレベルが低いことにされてしまうからです。
セに対するコンプレックスと言われればそうではないとは言い切れませんが、
オレはオレの愛するパが不当に貶められることにガマンができんのです
(もちろん、その反作用としてセを貶めるのはもっての外ですが)。
だから、1勝でいい、1勝でいいから勝ち越し、優勝チームをパから出すことが大事なのです。
そうすれば、パを貶める声はとりあえず小さくなる。不人気上等、マイナー上等ですよ。
何と言われても、普段セしか見ていないファンや解説者の人たちに、
我々の愛するパリーグは素晴らしいリーグだ、と言うことを見せることが大事なのです。

 セリーグの球団を中心に交流戦廃止論も出ているらしいけど、
正直言って、セとかパとかを抜きにしてもこれはファン無視じゃないかねえ。
そもそも、交流戦がどういう経緯で出来たものか、
もう忘れてしまっているんじゃないかとしか思えない。
これ、04年の球界再編問題の時に、選手会が掲げた要求なんですよ。
最近の選手会は正直何かのネジが吹っ飛んでいるとしか思えないけど、
この時の選手会の要求はファンに受け入れられるものだった
(だから、試合ストライキなんていう前代未聞のことが敢行できたのです)。
選手会は、交流戦の開催と併せて贅沢税の導入、新規球団加盟金の減額、
テレビ放映権のコミッショナー一元管理などを要求したのですが、
これらについて巨人が強硬に反対した。しかしそれでは世論が納得しないから、
懐柔策として交流戦を導入したのです。
 いまこの交流戦を引っ込めるということは、もうみんなあの球界再編問題を忘れただろうから、
そろそろ元に戻しても誰もわかりゃしないだろう、と思ってるようにしか見えない。
交流戦が始まったことでセのチームが収益減になったというのなら、
それはそれで別の手立てを講じるべきでしょう。
それとも、セのチームは救うけどパのチームは死ね、ということかね。
 オレはずっと言ってますが、12球団が12球団のまま、みんなが幸せになれるビジネスモデルを
そろそろ考えんと日本のプロ野球はおしまいですよ。
パは、あんまりセの腰が重いから、必死に独自に地元密着路線をつづけて、
だいぶ赤字を圧縮してきたのです。
巨人の収益力(最近は阪神の、もあるでしょうが)にばっかり頼ってきたセの球団が
何とか言ってますが、オレからすれば、今までずっと恵まれた境遇におって何を言っとるの、
という感じですよ。

 とにかく、12球団が独自の採算モデルを確立すること。
そうすれば、目先の巨人戦や阪神戦の利益がなくなっても戦えるから、
彼らの顔色を伺わなくても良くなるし、あまつさえノーを突きつけることも出来ます。
そうすれば一方的に取られるだけになっている現在のFA制度だって改革することが出来るし、
利益の一元管理・再分配だって可能になりますよ。そしたらみんなハッピーじゃないの。
MLBなんて、ある意味社会主義だもんね。
パワー・イズ・ジャスティスのアメリカでそれが出来るのに、何で日本で出来んのかねえ。
誰かがリーダーシップをとって、そろそろこの問題に取り組まなきゃいけないと思います。

 とまあ、こんなタイミングでちょうどコミッショナーが交代することになりました。
根來代行がようやくお辞めになるんだそうです。
この人、球界再編問題の時のあまりのノー天気っぷりと、
その後の居座りっぷりでオレは頭がヘンになるかと思いましたが、
冷静にこの人のコミッショナー時代を検証してみて、
ああ、この人はタイミングが悪かったんだと思いましたね。
奇しくも毎日新聞も同じようなことを書いていましたが、
平穏時ならこの人はコミッショナーとして一定の評価をされていたはずです。
野球協約の改正、という今まで誰も手がつけられなかったことを
オーナー陣の反対を押し切ってやったし、池永さんの永久追放を解除したのもこの人でしょう。
 オレはね、根來さんをみると村山富市元総理大臣を思い出すのです。
片山哲以来の社会党出身の総理大臣になった村山さんです。
村山内閣が在任中にやったことは、
今の基準で考えれば正しいかどうか疑問が残ることもありますが、
時代を考えれば、このタイミングでやりきらなければいけなかったことを多々やっています。
それに、逆説的ですが、社会党右派だった村山さんが首相になって
社会党の方針を大転換したからこそ、社会党は「反対のための政党」ではなくなり、
それまで左に寄りすぎていた世論が修正されるキッカケになったわけですからね。

 しかし、温厚まゆ毛総理村山さんの不運は在任中に阪神大震災が起きたことでした。
こういうときには法律なんか後づけでいいから、とにかく先陣切ってやれることは全部やれ、
というのが危機管理の基本ですよ。でも温厚まゆ毛さんはそれが出来なかった。
「なにぶんにも初めてのことですので」なんて言ってたわけですからね。
結果、政府の対応は遅いと大批判されましたし、
まゆ毛さんが来たのはスイスの救助犬より遅かった、なんて言われたのです。

 根來さんも、就任以来年俸高騰からの球界再編問題、裏金問題、薬物問題と
歴代のコミッショナーが放置してきたツケが一気に回ってきた。
不運としか言いようがないけど、それを上手く仕切れなかったらやっぱり批判されてしまうのです。
この人も村山さんも、中国の古典になぞらえれば「治世の能臣」タイプだったんですね。
吉國さんが推し進めたプロアマの雪解けをさらに推進させるという功績はあったものの
基本的にはセリーグの手先にすぎなかった川島元コミッショナーに比べれば
よっぽどやった仕事は多かったと思う
(反対に川島さんは警察畑で危機管理に長けた「乱世の奸雄」タイプです。
 そもそもがセリーグ会長からの就任でなければ、
 球界再編問題をこの人が上手くさばいた可能性はあります)。

 そこで新コミッショナーの加藤良三さんですが、この人が治世の能臣なのか、
乱世の姦雄なのか、それとも両方併せ持ったタイプなのかは今の段階ではわからない。
しかし、外務省のエースだそうだから、能力がある人なのは間違いないでしょう。
何よりも、この人は野球大好き、メジャーリーグ通としても有名です。
根本に溢れんばかりの「野球愛」があれば、そうヘンなことはしないでしょう。
バリバリ現場に口を挟んだ、外交官の先輩下田元コミッショナーのように、
リーダーシップを発揮してくれることを期待しています。
下田さんはリーダーシップを発揮しすぎて各球団のオーナーに
コミッショナーの座から引きずり下ろされてしまいましたが、
コミッショナーの舵取りにかつてないほど重大な責任がかかり、
かつファンの耳目を引いているいま、加藤さん登板は願ってもないチャンスなのです。
タモリフジの江尻編集委員も加藤さんイチオシというのが気になりますが、
ともかくその双肩にプロ野球の末来がかかっている。
自分たちのことしか考えとらん球団や選手会をバッチリ仕切って、
プロ野球界百年の大計をつくって、中興の祖となってほしい。

 さて、交流戦も終わってリーグ戦に戻ります。
久しぶりにリーグ戦に戻ると、交流戦前とは各チーム状況が変わっていて面白い。
中日にトレードで行った小池正晃はいきなり活躍しましたねえ。
中日が苦手の交流戦を終えて、これからグッと伸びるかもしれない。
それから、神宮球場には10年の沈黙を経てマキタニウサミという妖精が現れたんだそうです。
誰も見たことがない妖精ですが、いつまでも妖精さんでは困る。
恐らく、ラストに限りなく近いチャンスですから、もう迷ったりしている場合じゃない。
二軍で長い間苦しい下積みを続けてきたのですから、それを信じて、悔いのないように、
自分のすべてをぶつけてほしいですねえ。
 もちろん、牧谷だけではなく、オレを含めて選手全員が、
ペナントに向けて全力をぶつけなければならない。
ともかく前半戦終了まであとひと月、死力を尽くした我々の戦いを、是非球場に見に来てください。

第5部 276-277 菊地原毅のオレが豊田さん! by408

(ファーストランナー、カブレラに代わりまして菊地原。背番号43。)

オリックス・バファローズの菊地原です。
広島時代に山本浩二監督に「ロペスよりは速いじゃろ」と言われて
代走で起用されたことがあります。
今日はその経験を活かして、カブレラの代走として頑張ってみます。

オレが話をするのは他でもありません。濱中君のことです。
皆さんもご存知だと思うのですが、濱中君とオレはセ・リーグ時代に何度も対戦しています。
オレとの対決はさておき、オレが濱中君の姿を初めて見たのは、2001年5月13日、
河野昌人君からレフトスタンドに叩き込んだサヨナラホームランです。
濱中君にとってはこれがプロ入り第1号でした。
プロ初ホームランが甲子園でのサヨナラホームランだなんて、
ベンチで見ていて、これはエライ選手が出てきたなぁとオレは思いましたよ。
この一本がきっかけになって、濱中君は阪神の4番打者として開花したのです。

その一方で、オレたちがセットアッパーとして、または今で言うところのクローザーとして
期待していたはずの河野君は、この一打がきっかけで急速に輝きを失っていきました。
(もっとも、これは前年の達川さんの自転車操業的投手起用の影響が大きいのですが。)
当時をよく覚えているカープファンの中にも、
「河野はあの一発で完全におかしくなった」と言う人がいるくらいです。

濱中君はその後、右肩を負傷したこともあり、今一つパッとしなくなりました。
それでも2006年には復活を遂げ、彼自身初の20本塁打を達成しました。
要するに、怪我さえなければこれぐらいは出来る選手なんです。

ところが、今季の濱中君の体たらくは一体なんですかねぇ。
移籍1年目だから、パ・リーグの野球に戸惑っていると言えば
ある程度は説明が出来るのかもしれないけれど、やっぱり物足りないですねぇ。
いまだに打率は2割前半どまりの数字です。
これが、かつてタイガースでは4番まで務めた選手の残す数字ですか。

今季は、ライオンズの西口さんや、マリーンズの成瀬君から価値ある一発を打ったり、
あるいは、イーグルスの青山君から同点本塁打を放った。
要するに、こういう大きな仕事が出来る選手なんですよ。
つまり、本来は、ローズさんやカブレラさんのごとく、
不動のレギュラーとして起用されていなければならない選手です。
それなのに、試合に出たり出なかったりの状況が続いています。
こういう状態は、どうにかならんのですかねぇ?

監督が代わってからは、守備の負担が少ないレフトで起用されているんですから
今まで以上の活躍を期待したいものです。

オレから見れば濱中君は「元阪神の4番打者」ではなく、
「リリーフエース候補だった河野を潰した強打者」なんです。

オレの勝手を言わせて貰うならば、濱中君の成績があまりにもパッとしないと
バファローズファンだけでなく、当時をよく知るカープファンも黙っていないと思うよ。
八つ当たりと言われるかもしれないけれど、リリーフエース候補を潰された。
言い換えれば、夢を壊されたも同然なんだから。

彼が調子を上げてくれれば、得点力の上昇が期待できますし、投手陣も楽になります。
濱中君の後半戦の巻き返しに期待したいところです。

もちろんオレもバリバリ投げるつもりですので、応援よろしくお願いします。

第5部 253-256 許銘傑のオレが豊田さん!2-51 by36

セイプ ライオンツ ノ シュー ミンチェ テス ハァー
(以下邱さんの訳)

 先日、郭泰源さんが西武ドームにおいでになって、始球式とトークショーをされました。
あのマウンドに立つ郭さんをオレは初めて生で見たわけですが、いやあ、カッコいいねえ。
呉昌征さん(この人は日本国籍ですが)を初めとして、台湾出身の選手は数々いますが、
台湾出身の野球選手として球界に確固たる存在感を築いたのは
やっぱり二郭一莊の3人でしょう(三宅宗源さんあたりもいますが)。
王さんは中華民国系ではありますが台湾人じゃないから、
純粋な台湾人としてはやはりこの3人の名前が挙がる。
郭源治さんも郭泰源さんも、日本であれだけ鮮烈な成績を残した上に、
その後は台湾に帰って、中華職棒の選手や指導者として働いてくれた。
この功績には本当に頭が下がりますよ、マジに。
莊さんはロッテが離さんから今でもずっと現場にいて、
若手投手を続々と一軍に送り込んでくるでしょう。
3人が3人とも、日本と台湾の球界でたいへん重要な役割を果たしているのです。
台湾の誇りですよ。
やっぱりね、日本の高いレベルで野球をやった選手は、どんどんアジアにも出て行ってほしいねえ。
メジャーには行くけど、アジアには行かないなんてつまらんプライドですよ。
プロ野球の世界で名を残した人なら、
世界中の野球を盛り上げてやるぐらいの気持ちでおってほしい。

 そういう意味では、高津さんが韓国のウリ・ヒーローズと契約したのはたいへん喜ばしい。
ここにはあの元オリックスのブランボーがいるんですよねえ
(韓国での登録名はブルムバ、日本語っぽく言えばブルームバーグです)。
韓国のクローザーといえば「KOパンチ」で知られる呉昇桓や、
元オリックスの具臺晟がいますが、メジャー、日、韓の3リーグを渡り歩いた現役選手は
具と高津さんしかいない。
体格に恵まれたわけでもなく、特に球が速かったわけでもない高津さんが、
潮崎さんから盗んだシンカーを手に入れて
日本球界通算1位のセーブを稼いだ、というサクセスストーリーとその技術は、
必ずや韓国の若手投手にいい影響を与えることでしょう。
 高津さん本人はどこでもいいから野球がやりたかった、と言うだけのことかもしれませんが、
こういう選手が自らの経験を口伝することによって、
そのリーグのレベルというのは飛躍的に上昇するのです。

 今では世界一になった日本プロ野球だって、かつてはそういう足跡をたどってきとるんです。
フランク・オドールが大日本東京野球倶楽部に「ジャイアンツ」という名をつけたことに始まって、
ウォーリー与那嶺さんが日本の野球にスライディングとセーフティバントを持ち込み、
トマソンが超芸術を持ち込んだ。
日本の野球界(と、芸術界)の発展に、メジャーから来た選手というのは欠かせなかったのです。
中華職棒だってそうですよ。
郭源治さん、渡辺久信さん、石井丈裕さんら日本でバリバリやっていた選手のプレーや体験談が、
現在の中華職棒を育てたのです。
 ナベQさんがどこかの週刊誌のインタビューで答えてましたが、
台湾での現役・コーチの経験はナベQさんを指導者として大きく成長させたんだそうです。
オレも正確には内容を覚えとらんのですが、
日本球界にいたときはイケイケドンドンでやってきた群馬のヤンチャ坊主が
速球が通用しなくなり、東尾さんの勧めで現役兼任コーチとして台湾に渡った。
台湾では一年目からエースとして素晴らしい働きをしたのですが、
若手の投手はそれを見ても「コーチは球が速いから勝てるんだ」と言うばかりで
全然言うことを聞かなかったんだそうです。
じゃあ、というんで緩急主体のピッチングを自分でやって勝ってみせて、
ようやく若手を納得させた、と言ってました。
このときの経験が、いまライオンズの監督になって生きている、と言っていました。
 つまりね、野球後進国に行って選手兼コーチのような形でプレーをすることで、
選手としても、指導者としても成長できるのです。
ナベQさんも、この時の経験が無かったら日本で指導者をやっても成功したか、どうか。
 韓国プロ野球でもそうですよ。白仁天さん、新浦壽夫さん、
亡くなった福士敬章さんたちが草創期に大活躍して、自ら背中で選手を引っ張ったことで、
韓国の選手たちがどれだけ成長したことか。

 韓国系でない日本人選手は宮城弘明さん、入来智さん、塩谷和彦さんにつづいて
高津さんが4人目になるそうですが、実績で言えばもちろんダントツです。
何といっても日本球界最多セーブだもの。
かなり成熟してきた野球リーグにあっても、超大物のベテラン助っ人のひたむきなプレーが
チームに好影響を与えることは多いものです
(フリオ・フランコや、トニー・フェルナンデスがいい例です)。
高津さんの存在が韓国プロ野球を大きく変えるかもしれませんよ、マジに。
オレはいつも言っているけれども、他のベテラン選手ももっと韓国や台湾に行けばいいと思う。
最近ではイスラエルやら、フィリピンやら、ドイツのブンデスリーガやら、イタリアのセリエAやら、
世界各地にプロ野球リーグが出来つつあります。
日本で実績を残した選手が、世界各地に散り野球を教えて、その国の野球を底上げしていく。
これぞ野球版大東亜共栄圏ですよ。
WBC初代世界一は日本なんだから、
伝統と歴史に胡坐をかいてふんぞり返っとるメジャーなんてそのまま蹴倒しちゃえばいい。
21世紀の野球は日本先頭で引っ張っていく、ぐらいの気概が欲しいところです。

 今週は指導者論みたいになっていますが、日本プロ野球界にあっても同じなんですよ。
気概と信念、そして明るさ。これだけは持っていないとチームがどんよりしてしまうからねえ。
娯楽産業なんだから、誰も辛気臭い顔なんか見たくない。
負けているときこそどうチームを鼓舞していくか、これが重要なんです。
ライオンズは最近勝ったり負けたりですが、相変わらずデーブさんは明るいしどっしりしているし、
監督も見た目が明るい、というより眩しいでしょう。まだまだ大丈夫です。
チームの雰囲気は悪くないもの。
どんなに調子のいいチームだってめぐり合わせの悪い時は来るんだから、
そこは落ち着いて、どう明るく乗り切るかが大事ですよ。
 そういう意味でも非常に心配なのは横浜です。大矢さんはどうしちゃったのかね。
いまは、見ているだけでも暗いし、反対側のベンチから見てもテンパっているのがわかるもんねえ。
頭のヒューズが飛んどるもの
(これの何が面白いかというと、投手のヒューズと電気のヒューズがかかっている、
 という冗談なのです)。
冗談を言っている場合じゃない。しゃーないなーいじゃ済みませんよ、マジに。

先日のオリックス戦だって、桑原が踏ん張ってたんだからもうちょっとどうにか出来んかったかね。
元々火薬庫みたいなリリーフ陣なんだから、たくさん出せば出すほど爆発する危険性も高いでしょう。
吉見、加藤、山北とつないでチビチビ点を取られて、結局ヒューズがブッ飛んだ。
挙句の果てには寺原が打たれて負けでしょう。
 昨日のロッテ戦みたいにヨーイドンと同時にドカンドカン打たれてしまえばどうにもならんけど、
そういうときもチームのムードを明るく保たんと。山下さん時代を思い返してくださいよ。
あのときもビックリするほど弱かったけど、山下さんはいつもまぶしいほどに明るかった。
大矢さんも先日坊主にしてたけど、山下さんは天然モノだものねえ。
切る髪のない人は強いなあと思いましたよ。
 大矢さんもひょっとしたら頭の中に進退がよぎっているかもしれません。
2度目の監督だし、進退を賭けると言っていたから、本人もお辞めになるつもりなのかもしれません。
マジで100敗ペースだもの、本人もさすがに弱っているでしょう。
しかし、選手までそういうことを考えだしたら、ますます勝てませんよ。
 オレはね、どうせ監督が代わるのであれば、もう、大矢さんとまったく関係ない、
全然予想もつかない人を持ってくるといいと思うのです。
それでいて、チームやファンの雰囲気を明るくできる人。これが絶対条件です。
思い当たる人がオレにはいるんだよねえ。史上初の女性監督、これは新しいでしょう。
3年ほど前、横浜のオフィシャルレポーターをやっていた、
いつも笑顔の感じのいい女性がいたのです。
確か、なんとか陽子という人でした。オレは日本人じゃないから、
彼女がどういう人なのか、よくわかりませんが。
あんな人が監督になれば、チームもファンも少し明るくなるんじゃないでしょうか。
あの女性が今の辛気臭い顔をした大矢さんと関係があるとは思えませんし、適任だと思うよ。

 さて、野球とは関係ない話ですが、台日関係が怪しいらしいね。
オレは一介の野球選手だから、政治問題にクビを突っ込みたくはないけど、
政権が変わったからって、今まで重視してきた日本との関係を
いきなりオシャカにする姿勢には感心しません。
オレにとっては台湾も日本も大事な祖国ですよ。
一時の感情に惑わされず、両国にとって最善の方法をとってほしいと思います。

第5部 246-247 アレックス・カブレラのオレが豊田さん!8 by408

オリックス バファローズノ カブレラデス サインハ イチマイ ゴマンエン!
(以下、通訳さんの訳)

いやあ、オレもオジイサンになってしまったようです。
寝違えたり、普段使っているバットが重く感じるようになりました。
何時までも若いつもりでいてはイカンということなんでしょうかねぇ。
しかし、40歳になろうかというローズさんが頑張っている以上、
まだまだ老け込むわけにはいきません。
ドラゴンズ戦では、オレのバットより軽いローズさんのバットを借りて打席に立ちました。
これが、不思議とオレに合いました。
軽いから、思い切ったスイングが出来るのです。
おかげで、岩瀬投手からサヨナラHRという最高の結果が出せました。

昨日で京セラドームでの交流戦が終わりましたが、
今回は交流戦の意義について考えてみたいと思います。
結論から書くけど、交流戦はオリックスにとって観客動員数を伸ばす絶好のチャンスだと思う。
阪神戦や巨人戦以外のカードでも球場にお客さんが来てくれていたのが何よりの証拠です。

特に、オレが驚いたのはカープファンの多さです。
オレは真っ赤に染まったレフトスタンドを今でもハッキリと思い出せるもんね。
こんなことを言ったらイカンのかもしれないけれど、
あの2日間はバファローズファンの方が少なかったように思うもの。
関西地方はね、悲しいかな「阪神ファンでなければ人間扱いされない」とまで
言われるくらいの土地柄です。
甲子園での試合を観てもらったら分かると思うけれど、
タイガースファンの居心地の良さは日本一と言われる一方で、
ビジターファンの居心地の悪さは世界一だもんねぇ。
これだけカープファンが多く集まったことをどう捉えるか?
要するに、普段は抑圧されている関西のカープファンが、
あの2日間だけは、関西の球場で堂々とカープを応援できたんだと思う。
(もちろん広島県の応援団も来ていたようですが。)

昨日と一昨日のドラゴンズ戦だってそうです。
(全くの余談ですが、この2日間は大阪市の小学生が無料招待されていたらしい。)
特に名古屋は、近鉄特急1本で大阪に簡単にアクセスできるから
愛知県とその周辺のドラゴンズファンが気軽に足を運べる。
だから、甲子園と違って平和に応援できる京セラドームには
たくさんのお客さんが詰め掛けたんです。
オレにはレフトスタンドの応援団事情の詳しいことは分からないから何も言わないけど、
鳴り物を使わずとも、選手個人の応援歌を合唱しての大歓声。
タイロンさんや和田なんかも、あの声援のおかげでこの2連戦は大暴れしたもんねぇ。

何度も言うけど、オリックスのフロントにとってはこれはビジネスチャンスですよ。
巨人戦や阪神戦では、黙っていても観客動員が見込めるからと
普段より高い料金を設定しているけど、こんな殿様商売をしなくてもいいはずです。
ぶっちゃけた話、金になるのは阪神戦や巨人戦だけじゃないことが分かったんだから。

賛否両論あるだろうけど、交流戦期間中は、例えばかつて広島が企画したような
ビジター応援セットというのを企画してもいいと思う。
(広島フロントがこの企画を発表した時に、カープファンから総スカンを食らったのは、
 相手がタイガース、すなわち同一リーグだったからです。
 「ライバル球団のファンに媚を売るような真似をするな」ということです。)

何も、巨人戦や阪神戦だけがドル箱カードとは限らない。
フロントは、このことを頭に入れておいて欲しいなぁ。

和田の話やデラロサの話、そして濱中の話もしてみたかったのですが
紙面が尽きました。機会があれば、追々書いていきたいと思います。

第5部 209-212 許銘傑のオレが豊田さん!2-50 by36

セイプ ライオンツ ノ シュー ミンチェ テス ハァー
(以下邱さんの訳)

 先日の横浜戦、石井さんがお腹がすいた、とのことで走者を2人残して降板したところで
オレの登板となりました。
ひとりを三振に斬ってとったのですが、その打者はオリックスからトレードで行った大西宏明でした。
元気でやっているようで嬉しかった。大西は故・鈴木貴久さんの愛弟子なんですよねえ。
オリックス時代は応援歌に「誇り高き師」という歌詞がありましたが、
この「誇り高き師」とはもちろん鈴木さんのことです。
プロ野球界に師弟関係もいろいろあるけど、
応援歌に師匠のことが歌われているなんてのはそうそうないよねえ。
オリックスの下山、楽天に行った山下など鈴木さんの薫陶を受けた選手が今でも頑張っていますが、
若くして逝った師匠の(鈴木さんと同い年の工藤さんはまだ現役なんだもんねえ)魂を
受け継げるのは彼らしかおらんのだから、もっともっと頑張ってほしい。
いてまえ打線が本当に歴史上の出来事になってしまうのを少しでも遅らせられるのは、
彼らしかおらんのです。
 本人たちもそれを自覚しているのでしょうか、いてまえ打線出身者は元気ですねえ。
とくにローズは化け物ですよ。今年40歳の選手の打球じゃないもの。
いま通算で1600安打をちょっと超えたぐらいですが、こりゃ2000本行くかもしれんね。
日本に来た時は27歳ぐらいだったと思いますが、
27歳スタートで2000本安打を打てば、これは快挙です。
ご存知のように、2000本安打という記録を達成するには、高卒の選手が圧倒的に有利です。
2000本安打を達成した選手の中でいちばんプロ入りが遅いのは大卒社会人の古田さんですが、
その古田さんにしてプロ入りは24歳です。
イチローさんの場合、27歳の年は99年ですが、98年までにすでに984安打を打っている。

これだけのハンデがありながら(しかも、巨人からオリックスに入るのに一年ブランクがあります)、
40歳になってまだ2000本安打が狙える位置にいるというのはすごい。
いま、GG佐藤やブラゼルと本塁打王を争っていますが、
門田さん以来の40歳台本塁打王になってほしいねえ。
またGGも、名前はジジイですが10歳も若いんですから、
リアルジジイのローズに負けとる場合じゃないですよ。
レベルの高い本塁打王争いが見られそうで、楽しみですよ。

 そして、ローズとコンビを組んでいたノリさんも350本塁打を達成しました。
あのFA騒動以降ダーティーなイメージだったノリさんも、いまはきれいだもんねえ。
阪神の補強ぐらいにはきれいですよ。
やっぱりね、自分には野球しかない、ということに気付くと、選手は真摯になるんですよ。
小さい頃からボールばっかり追いかけて、それがたまたま上手かったからメシが食えている。
佐藤友亮とか、加藤武治みたいにまともに勉強して大学出た選手なんてほとんどおらんのです。
 野球である程度実績を残すと、ワガママも聞いてもらえるようになるし、ファンにもチヤホヤされる。
自分が人間として偉くなったような気になるし、自然とそういう発言が増えます。
しかし、そんな扱いをしてもらえるのも、ひとえに野球が上手いから、それに尽きる。
野球をやめて、首尾よく解説者やコーチにもぐりこめればいいけれど、
それが出来る選手はほんの一握りですし、だいたいいつまでそれで生活できるとも限らない。
ハタとそれに気付いた時、野球選手というのは真摯な気持ちになるのです。
「野球を取り上げられたら」この仮定が本当に現実のものになりそうだ、
とノリさんも一度は覚悟したことでしょう。
だからこそ、キレイなノリさんになって生まれ変わったし、
契約更改でもゴチャゴチャ言わなくなった。

 選手会あたりも、いっぺん全員がこれを実感しなきゃどうにもならんよ、マジに。
04年の再編騒動の時はファンの強い意志をタテに取って一リーグ化阻止に成功しましたが、
いまの彼らが要求していることはファンの意志を反映しているの?
やれ年俸は上げろの、FAは短くしろの、外国人選手は取るなの、
好き勝手なことばっかり言っとるけど、それでまた球団が消滅した日には選手が失業する、
ということがわかっとるのかねえ。
彼らだって、本当に野球を取り上げられそうだということになれば
なりふりかまわずに「きれいな選手会」になるんですよ。
 思わず話が脱線してしまいましたが、
要するに野球の神様はちゃんと見とる、ということが言いたいのです。
邪念を振り捨てて一心に野球に取り組めば結果は出る、ということです。

 ジャイアンツはその邪念の塊みたいな球団ですが、その中でも雑念なしで、
必死に取り組んでいる若い選手は結果を出すのです。
もちろん初打席初安打、初本塁打がサヨナラ本塁打、
しかも右打者でありながら右翼席中段まで持っていった加治前クンのことです。
そのあとのライオンズ2連戦では1戦目がマルチヒット、
2戦目が2号ソロとここまでは満点の成績です。
決して身体は大きくないと思うけど、思い切りがいいんだろうね。それがいいほうに出ている。
もちろん、このままタイトルが取れるほど甘くはないでしょうが、
まずはスタートを切ったことが大事です。
オレが打たれたから言うわけじゃないけど、若さあふれるプレーで見ててまぶしいですよ。

 オレはね、今こそ「元気ハツラツ」のCMを復活させてもいいと思うよ。
オロナミンCを発売している大塚製薬にもいろいろ事情があるでしょうし、
現状でも田中将大をCMに使ってるんだからそれだけで球界的には十分ありがたいけど、
たまには巨人に原点回帰してもいいんじゃないですかねえ
(本当に原点回帰するなら大村コンちゃんを出さなきゃいけなくなりますが)。
いまの巨人なら「元気ハツラツ」が成立する!とオレはハタと気付いてしまった。
調べたらあのCMは1976年(オレの生まれた年です)から
2001年まで25年間放映されていたんだそうですが、
晩年はどう見てもやってる野球が元気ハツラツじゃなかったものねえ。
CMが変わった2002年、一時的にハツラツ野球が復活したのですが、
その後はご覧の通り、ガチガチ、ドカンドカンの硬直野球でしょう。
しかし今年はケガの功名とはいえ、若い選手がたくさん出ています。
坂本、隠善、加藤健、加治前、寺内、脇谷、岩館、西村、山口、越智、東野と
この辺の選手をまとめて出せば、元気ハツラツが成立すると思うんですよ。
 しかし、この選手たち、巨人の選手が全員額面通りの働きをしていれば、
まず一軍にいるかも怪しいメンツがほとんどです。
西村と山口は昨年もいたからいるでしょうが、
いまや欠かせない存在になっている坂本や隠善、越智ですらどうかわからんでしょう。
これはね、明らかに資源の浪費だったんですよ。最近の言葉で言えば、エコじゃない。
名前はあるばかり選手だから、なかなかそれを差し置いて若手を起用する、
ということにはならない。結果的に戦力が硬直するのです。
成績はよくないけど、今年のほうがオレはずっと健全なチームだと思うよ。

 さて、その巨人戦ではオレの弱気の虫が顔を出してしまった。
ラミレスに打たれたところまでは仕方がないけど、この球場は本塁打もあるし怖いな、
と思った瞬間に腕が振れなくなってしまいました。
先週落ち着かなければいけない、と書いたばかりだったんですけどねえ。
チームやファンの皆さんにはご迷惑をおかけしましたが、このままでは終わりません。
先発でも中継ぎでも、自分のボールを信じて腕を振ります。
応援してくれているファンの皆さん、信頼して使ってもらっているナベQさんのためにも、
まだまだ頑張って投げるつもりです。

第5部 169-172 許銘傑のオレが豊田さん!2-49 by36

セイプ ライオンツ ノ シュー ミンチェ テス ハァー
(以下邱さんの訳)

 交流戦も佳境に入っています。
パのチームが上位に入っているようで、たいへん結構です。
パのファンなら、今年の楽天は今までの楽天とはまったく別のチームだってことはご存じだと思いますが、
普段セのチームしか見てないファンの人は、
「たった3年でこんなに強くなったのか!」と思うことでしょう。
やっぱりね、ビジョンを持った運営と、的確な補強と采配なんですよ。
この3つをそろえたチームは、必ず強くなる。
力があるチームだけども勝てない、というのはこの中のどれかが(もしくは、全部が)欠けているのです。
さらに、ファンを楽しませる「茶目っ気」これが大事なんですよ。
野球ってのは娯楽なんだから、笑える要素があったほうがいい。
純粋な勝ち負け以外にも見所があれば、負け試合でも楽しめるでしょうが。
そういう意味でもノムさんって人はすごいと思うねえ。
メディアも必ずこの人のコメントを取り上げるでしょう。
殿様商売をやってられる時代じゃないんだから、
積極的にメディアに取り上げられに行くこの姿勢は見習わんとイカンよ。
 先日の巨人戦、2点差で負けている9回2死の場面で、巨人の矢野が二盗を敢行して失敗、
試合終了、という拍子抜けの試合があった。
見てた方もなんだそりゃ、と思ったことでしょう。
1点差ならまだしも、2点差で盗塁を仕掛ける意味はないもの。
この試合後、ノムさんの「バッカじゃなかろかルンバ♪」という歌が各メディアで取り上げられました。
あのプレー、確かにバッカじゃなかろかのプレーなのですが、
咄嗟にこの歌が出てきたノムさんが素晴らしい。
この歌、新聞などでは作詞作曲ノムさん、になってましたが、何言っとるの。
ちゃんと調べなさいよ。
「昭和枯れすすき」で有名な「さくらと一郎」がリメイクして出した「平成枯れすすき」のカップリング曲、
その名も「バッカじゃなかろかルンバ」が元ネタです。
しかしノムさんもよくこんな曲を知ってたね。
無知から、あるいは狙って、単に他球団や他リーグを貶めるのはオレは大嫌いですが、
そこに笑えるユーモアが介在すれば、これは途端に面白くなってきます。
このプレーを、「巨人の選手は野球を知らない」と言ってしまったら、それはただの悪口ですよ。
敢えて歌で言ったところが面白いのです。

 ノムさんといえば、ロッテのバントシフトも批判してましたね。「100年前の野球だ」と。
これに対するボビーの「たしかに100年前の野球を知っているのは野村監督ぐらいだろう」という返しも上手かった。
アメリカ人はこういうジョークがすぐ出てくるから面白いよねえ。
こういうのがパッと出ると、ノムさんの「口撃」も生きてくるんですよ。
 「バッカじゃなかろかルンバ」に対して
巨人の伊原コーチは「年寄りだから仕方が無い」と返したようですが、これは若干ユーモア不足。
もっとも、「バッカじゃなかろか」のプレーをやらせた張本人が伊原さんなんですから、
余裕がなくなるのは仕方がないでしょう。
ノムさんと伊原さんの阪神時代の因縁もありますからねえ。ここがガチンコでやり合ったら面白いよ。
伊原さんが、さらに「バレンタインに会ったら言ってもらうよ、100年前の野球だってさ」と後に繋いだのもよかった。
ここも、伊原さんとボビーの因縁が前提にあるから面白いんです。

 もう忘れてる人も多いだろうし、そもそも知らない人もいるでしょうが、
伊原さんとボビーはグラウンド上で大ケンカしたことがあります。
04年、ボビーがロッテに戻ってきて、伊原さんがオリックスの監督になった年です。
投手交代が遅いということで伊原さんが投手を「早くしろ!」と怒鳴ったのです。
伊原さん曰く「テレンコテレンコしやがって」ということだった。
次の回、今度は伊原さんが打席の選手とブロックサインの確認をしているところを
ボビーが「ハリアップ!」とヤジった。
これに対して伊原さんは「じゃかましいわこの野郎!日本語でしゃべれ日本語で!」と、
怒鳴り返しました。
しかし、伊原さんは一塁側を向いて怒鳴りながら、手では延々ブロックサインを出し続けていた。
これを見たボビーもそのマネをして一塁ベンチで大袈裟にブロックサインを出し、
伊原監督に「お上手」とばかりに拍手をしてみせたのです。
オレは映像を見て、あまりのシュールさに大笑いしましたよ。

 試合が終わった後の二人のコメントも面白かった。
ボビーが「彼はマイナーリーグの監督でもないのに、なぜ三塁コーチャーズボックスに立つのか?注目されたいのか?」と言えば
伊原さんは「あのバカが!なめとるよ、日本の野球を!年俸では負けてるけど」と
上手いことオチをつけました。
翌日にボビーが謝り、伊原さんは「日本の男はゴチャゴチャ言わない」と言って手打ちになったのですが、
オレはね、この二人は手を組んで、遺恨試合を演出してパを盛り上げようとしたんじゃないかと思っています。
まあ、明確に打ち合せをしてやったことかはわからんけど、
途中からはいっちょ盛り上げてやれ、と思っていたことでしょう。
 手打ちがあったにもかかわらず、伊原さんが巨人に移籍する時には
「彼は素晴らしいコーチだ」とボビーが皮肉っぽく言い、
伊原さんも「名監督なんだろうよ」とこれまた皮肉返しをしたこともありました。
それが、今回いきなり「対ノムさん共闘」みたいな感じになってると言うことは、何のことはない、
肚の下が通じているからですよ。

 伊原さんのノムさん批判を聞いて、「自分の出したサインが悪かったのに、伊原は小物だ」なんていう見方をしている人もいるようですが、
それはあまりにも皮相な見方というものです。
ノムさんがマスコミをうまく使って注目度を挙げているのは誰だって知っているし、
本人だってそう公言しているんですから、
ここぞとばかりにそれに乗っかってやれ、ぐらいのことは伊原さんも考えているでしょう。
原さんにはそんなことを考えている余裕はなさそうだから、伊原さんがやればいい。
もう、とにかくあらゆる手を使って野球界を盛り上げていくことが大事なのです。
さまざまな「面白さ」を創造していくこと、
これがプロ野球界に携わるすべての人に課せられた今後の使命です。
野球報道をくだらないバラエティみたいにしたり、
野球に縁もゆかりもないゲストを呼んで始球式をさせたって、お客さんは増えんのです。
野球そのものに興味を持ってもらえるような取り組みを、
ノムさんみたいなおじいさんじゃなくて若い人が考えていかなきゃあ。

 さて、オレは中日戦からリリーフで投げることになりました。
交流戦のユルユル日程、先発ばかりいてもしょうがない。
西口さんに中継ぎをやれというわけにもいかんし、オレは投げられるならどこでも行きます。
昨日の横浜戦は3人をピシャリ、内野ゴロ内野ゴロ三振という最高の結果だったのですが、
中日戦は1イニングを投げて1失点と、あまり良くなかった。
ウッズをゲッツーに打ち取ったところまではよかったんだけど、
シュートが高めに浮いたところを和田さんに打たれてしまいました。
さすがに、和田さんに対して投げるのは若干心の整理が要りましたよ。
心を落ち着かせるために、マウンドから和田さんに微笑みかけたんですが、
和田さんはニコリともせんかったね。
もう、名実共に中日の人になってしまったのでしょう。
ノビノビとプレーしているみたいだし、いいんじゃないですか。
今年はあんまりアイスも食べとらんようです。
冷たいものは髪に良くないですから自重したんでしょう。チャンスに強い打撃も復活した。
最後の打席で見せた併殺打が、和田さんからライオンズへの餞別だったんだろうねえ。
「併殺は、ライオンズに置いていくよ」オレはジ~ンと来ちゃいましたよ。
人的補償でライオンズに来た岡本さんもブルペンになくてはならない存在になりましたし、
win-winの移籍だったのだと思います。
FAも、お互いのチームが足りないところを融通しあえるような、こういう移籍が増えれば、
戦力が偏らずにすむのです。
 福地さんも、ヤクルトで頑張っているじゃないですか。
先日の対戦で石井さんや涌井からボコボコに打った福地さんを見て、オレは嬉しくなった。
男の人生なんて、下駄を履いて玄関の戸をくぐるまでわからない、と言いますが
人の事情で、人的補償として移籍した人には、より頑張ってほしい、とつくづく思います。
何事も思い通りになる人生ではないけれど、そんな中でも遊び心を持ちながら、
必死にベストを尽くすことが未来を切り拓くのでしょう。
オレも、緊急登板やピンチの時の登板でも、いつも心に余裕を持ち、
落ち着いttえ投げたいとおもいms、

第5部 161-163 李炳圭の俺が豊田さん!19 by408

チュウニチドラゴンズノ イビョンギュデス テーハンミングッ マンセー
(以下、通訳さんの訳)

たまには、野球から離れてアジアの一国の国民として話をしようと思います。
中国の四川地震の被害の大きさには言葉もありません。一刻も早い復旧を願うばかりです。

しかし、その一方でオイオイそりゃないぜ、と思う話が出てきた。
なんでも「自衛隊が中国国内に入る事はまかりならん」と世論が盛り上がり、
日本の援助物資が中国に届くのが遅れたらしい。
なるほど、日帝時代のこともあるから、この中国人たちの気持ちは分からなくもない。
日本政府はアジア諸国に対して十分な謝罪と……違った、今日はその話ではなくて。

これね、問題は誰が言い出したかと言うことなんですよ。
有力視されているのはネット上での発言がきっかけらしいけれど、
これは問題ありだとオレは思う。
要するに、地震の被害を全く知らないのが言い出していることが十分に考えられる訳です。

地震の被害を受けていない人たちが日本の自衛隊を嫌うのは勝手だけれど、
今はそういうことを言っている時なんでしょうかねぇ。
地震の被害で困りきっている人たちがいる以上、
まずは、その人たちのことを考えるのが最優先でしょうが。

この話は俺たち韓国人にとっても他人事ではない。
例えば、済州島で起こった台風の被害に対する援助に対して、無傷のソウル在住の学生が
ネット上で「日帝の援助はけしからん」と言い出すようなものなんだから。

また、外国で何かあるとすぐに自衛隊を派遣したがる日本の政治家も
センスが無いなぁと思います。
これについて、日本の皆さんはどう思っているのか知りませんが、
韓国人の俺から見ると、まるで自衛隊を自慢したくてしかたない、
喩えるなら、新しい玩具を自慢したくてしかたない子どものように見えてしまう。

政治家の自慢のためだけに海外に派遣されたら、
自衛隊の隊員たちはたまったもんじゃないだろうねぇ。

以上、右肩痛でスタメンから外れていた時に考えていた取り止めも無いことです。

前口上が長くなってしまいましたが、今は交流戦の真っ最中です。
この2試合は、和田さんの古巣でもある西武ライオンズが相手でした。
何度も言うけど、和田さんは伊東さんを師と慕っていた。
その師である伊東さんがあんな形で放り出されたから、自分も西武から去る決意をしたんです。

さすがに和田さんも古巣が相手ということで、初戦は意識しすぎたらしい。
それでも2戦目はしっかり2安打1打点だもんねぇ。やっぱり違いますよ。
唐突ですが、俺はこの人が併殺打が多い理由がなんとなくわかった気がしました。
この人は、技術があるが故に空振りが出来ないんです。
6月1日の試合、9回の打席ではショートゴロ併殺打となりましたが、
投球は低めギリギリ見送ればボール、並みの打者なら空振りしてしまうような球でした。
ところが和田さんはミートが上手いから、そんなコースに来た球でも当ててしまう。

しかし、身体は崩されているから、芯で捉えた打球が飛ばせるはずは無く
力の無い内野ゴロに終わり、それが併殺打になってしまう訳です。

更なる進歩を遂げるには、和田さんは空振りを覚えることです。

第5部 153-154 滝花卓雄の私が許さん

もう3月末以来になりますが滝鼻です。

私が書かない間に我等が巨人軍にはいろいろなことがありました。

触れなければならないのはゴンザレスの薬物問題です。
我々としてもこういうことが起きたのは非常に遺憾なことであります。
本当に申し訳ありません。

ゴンザレスという選手は非常に礼儀正しい選手でありまして、私共としましてもなぜこのような事という思いはあります。

では本題今回は戦力均衡の話題から、
良く戦力不均衡が叫ばれておりますが、果たしてそれは事実なのか、

今でこそ埼玉西武が首位を快走しておりますが、開幕前はどこが優勝してもおかしくないという下馬評がありました。
そしてその西武も正直優勝の可能性は低いといわれていたチームです。
そしてセでも今でこそこの様でございますが、巨人を筆頭として3球団の争いになる。という評がございました。

要は開幕前は戦力的に9球団に優勝の可能性がある戦力といわれていたわけです。
これで戦力均衡が取られていないといえるのでしょうか?

ルールにしてもそうです。良くメジャーどうのこうのといわれますが、
メジャーのFAには人的保証は無いのですよ?期間も日本に比べ短いのですよ?
更にルール5ドラフトの話もありますが、このドラフトも代理人の手により
金満球団に都合のいいように変えられているのです。
ガイドラインを無視した莫大な契約金が払えなければ代理人はイエスといわないのです。
これのどこが均衡ですか、日本では補償もあるし佐藤由のように大物は普通にどこにでも入れるのです
そして更に下位に低迷する球団は贅沢税による利益を懐に入れているという批判も聞かれます。

これは広島やヤクルトにも同じようなことはいえませんか?両球団の首脳は
よくコストカットを重視してファンからいい目は見られていません、
特に広島は松田オーナーへのひはんはおおきいものがあります。

要は金を出さない球団が勝てないのは、日米共通のものといえるわけなのです。
もはや今の世界は資本主義なのですから

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プロフィール

邱俊雄

Author:邱俊雄
2ch@プロ野球版のスレ「許銘傑のオレが豊田さん!第2部」に連載中の36氏のコラムを中心に集めています。

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