FC2ブログ

2018-12

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第4部 503-507 許銘傑のオレが豊田さん!2-45 by36

セイプ ライオンツ ノ シュー ミンチェ テス ハァー
(以下邱さんの訳)

 今年のパリーグは各球団ともケガ人や不調の選手が多いですねえ。
我らがライオンズも高木浩之さん、山本淳、西川、藤原良平とケガしていて、戦力的に非常に痛いのですが、
他のチームは冗談にならんぐらい離脱者が多い。
とくにオリックスとロッテがひどいよ。オリックスなんか先発3本柱がみんないなくなっちゃった。
ラロッカもついに二軍です。
ただここはどうしたことか、続々と新しい先発投手が出てきます。
いまに先発投手起用数新記録とか作るんじゃないかね。
ロッテもケガ人が多いし、実績のある選手の不調も多くて、スタメンが戦前の予想と全然変わってしまっている。
1番遊撃西岡、2番二塁青野、3番一塁福浦、4番右翼サブロー、5番捕手里崎、
6番指名打者ズレータ、7番左翼竹原、なんてオーダーが昨年あったかどうか知りませんが、
万全ならこういうオーダーを組んでもおかしくないところです。
ところがこの全員がケガか不調かで本来のポジションにいない(竹原は出てはいますが
身長どころか体重以下の打率、里崎は捕手が出来ない、西岡と福浦さんはようやく復帰しましたが)。
考えてみればめちゃくちゃですよ。さらに自慢の先発陣までもがおかしい。
小林宏之もイマイチ、久保はボコボコ、その後投げる小宮山さんはさらにボコボコ、とどうにもならない。
これで何とか貯金があるのはすごいけど、まあとにかく各球団とも野戦病院状態ですよ。

 こういうときは、本来なら二軍で牙を研いでいる若手たちがドッと出てきます。
先週は大沼と小椋のことに触れましたが、彼らは一軍経験もそれなりにあるし、
ある程度詳しい人なら知っているでしょう。
ところが、各球団とも深刻なもんだから、一軍経験のほとんどない選手を続々送り出してきました。
かなり詳しい人でもなければ生で見たことのない選手が続々試合に、
しかもスタメンで出てきたりする。これは面白いですよ。
もちろんまだまだ力が一軍レベルではなくて、すぐに二軍へ戻ってしまう選手も多いんですが、
一軍に上がれた、というそのことで、彼らのモチベーションがどれだけ上がることか。

 数人しかいないお客さんのパラパラという拍手よりも、
他の選手のオーライとかよく見ていこうとかの声のほうが
大きく聞こえるようなあの二軍の球場で、いくら一生懸命やったって
自分がプロになったと言う実感なんか持てんのです。
一軍に上がりさえすれば、あの球場で、ファンの大歓声の中で、
カクテルライトに包まれて野球が出来るのです。
こんないいものはない、と思うものですよ。同時に、一度は二軍に落ちても、
絶対にまた一軍に上がってやる、と必死になるのです。
そして、中には何人か、そこまで溜め込んでいたパワーを爆発させて、
一軍で結果を残す選手がいるのです。
 先週の話になりますが、ロッテの細谷がプロ入り初安打、
しかもみんな打ちあぐねていたグリンからの値千金の同点タイムリーを打ちました。
お立ち台でなんかしゃべっていたけど、初々しくて非常に好感が持てたね。
あの千葉マリンでの大声援を受ければ燃えるでしょう。
もうひとり、角中もプロ入り初本塁打を放ったそうです。
四国アイランドリーグ出身者の本塁打第一号なんですってねえ。
日本航空高校出身には日本ハムの八木とか
元近鉄の松本拓也(いま大阪のABCでディレクターをやっているそうです)がいますが、
日本航空第二高校出身はこの角中が初めてですよ(なにせ、03年に出来た新設校で、角中は一期生のはずですから)。
新設高校で野球をやって、四国アイランドリーグも1年で駆け抜けて、
プロに入って1年目で初出場と初安打、2年目に初本塁打ですから
これはシンデレラストーリーですよ。ある程度の足と肩もあるから、
打撃で結果が残せればレギュラーも近いかもしれない。

 日本ハムも村田、高口、踊る捕手今成、ゼリー王子尾崎といろんな選手が上がったり下がったりしてましたが、
村田、尾崎、今成は初出場と初安打をすでに達成しました。
高口も昨年出ていたけど初安打は今年で、しかもよく試合に出ているようじゃないですか。
村田は悪くなかったけど長打力が欲しいので佐藤吉宏と入れ替えになったそうで、
本人はちっこい身体で相当悔しがっているらしい。
マンガで言えば万永さんの役どころですよ。
そういえばプチプロ野球選手会には日本ハムの先輩の大貝さんもいたはずです。
これをバネにさらに練習すれば、また一軍に上がる日は遠くないでしょう。

 その佐藤吉宏は初安打を本塁打で飾りました。相手はルーキーの大場でしたが、
年下の大物ルーキーにナメられてたまるか、ってなもんでしょう。
佐藤には7年目、高卒叩き上げの苦労人の意地があります。
本人は無我夢中でよく覚えとらんみたいだけど、鎌ケ谷でしっかり練習をしているから身体がついてくるんです。
イチ、ニのサンで先制、決勝打となる2ランホームランです。札幌ドームのお立ち台にも上がれました。
土曜日の札幌ドームは27000人も入ったというから、日本ハムファンでほぼ満員でしょう。
本人は夢見心地だっただろうねえ。
 しかし、尾崎も初安打のときに言っていましたが「ここからが始まり」なんですよ。ようやくスタートラインです。
一軍で一本打って終わりじゃない、ガンガン打ってレギュラーを獲らんと。
稲葉さんだって金子さんだっていつまでやれるかわからん。
そうすると、いま一軍定着目指してやっている連中がワッと出てきます。
ハムの野手は3年後が楽しみです。ケガをした糸井なんかも含めて、内外野にイキのいいのがいっぱいるし、
そのごろには小谷野や稲田なんかも中堅として結果を残しているでしょうから、
ビッグステーキ打線復活、となるかもしれない。
それまで投手陣はガマンして、なんとか2点目を取られないように頑張ってください。
ライオンズも見習って、後藤を一軍に上げればいいと思うんですけどねえ、ってコラ!
・・・いま、後藤武敏が勝手にオレのパソコンを使って書き込もうとしていました。
最近後藤はよくパソコンを使っているようですが、何をしているかわかったものじゃありません。

 若手も頑張っていますが、ベテランも頑張っていますねえ。
セリーグですが、高橋建さんが39歳の誕生日を迎えた3日後に巨人を1-0で、
しかもたったの102球で完封してしまった。
試合時間は2時間6分で今年のセパ通じて最短記録。
さらに巨人戦完封最年長記録だそうですよ。
建さんの完封は03年4月以来だとか。
そういえば03年前半の建さんは調子がよかった。
それが、意味のわからん判定で退場になったあたりから(あれも巨人戦でしたかね)
調子を落として、04年、05年とかなり調子が悪かったですからねえ。
オレは、さすがにもう建さんもしんどいかなと思っていたのです。
しかし中継ぎで華麗に復活して、07年には先発に復帰、そして今回の完封です。

しかも、この間どんどん球速が速くなっていっているというから驚きです。
なんのことはない、一つ上の高木晃次さんと同じで、まだまだ若手なのです。
建さんと高木さんはあと10年ぐらいは安泰ですよ。
工藤さんと小宮山さんもあと10年はやるでしょうから、
これからはプロ野球は60歳ぐらいまでやるものになるんじゃないか。
もうこうなったら岩田鉄五郎ですよ。野球は年齢で決まるものじゃない。
スピードなんか出なくてもいいんです。
コントロールと球のキレ、これだけあれば抑えられるんだから、還暦投手もいたっていいはずです。
日本の最高齢登板は浜崎真二さんの48歳ですが、こんなの工藤さんがもうすぐ手が届くでしょう。
目指すべきはサチェル・ペイジの59歳(一説によれば60歳とも)ですよ。
40すぎてローテーションで回ってる選手ってのは日本球史上にそうそういませんが、
工藤さんとか金本さんとかなら45をすぎてバリバリ一流選手、のパイオニアになれるはずです。
若い選手が出てくるのと同時に、彼らにも頑張ってもらいたい。

 パイオニアといえば、野茂さんがロイヤルズを戦力外になったそうじゃないですか。
自らのスタイルを捨ててまでメジャーにこだわっての戦力外、
結果は残念だったけど胸を張っていいんじゃないでしょうか。
野茂さんの今後ですが、もちろんメジャーから引き合いがあったらそこに行けばいいんですが、
野茂さんに関しては日本に戻ってくるというのも選択肢の一つだと思います。
さっき挙げた角中とか今成とかは、95年に野茂さんがメジャーに行ったときは8歳ぐらいです。
つまり、野茂さんの近鉄時代を知らなくてもおかしくない。
それどころか、下手すれば彼らはメジャーに日本人選手がいるのが当たり前という時代しか知らんのです。
メジャーのパイオニアといえばマッシー村上さんと野茂さんですが、
若い選手に彼らが伝えられることはたくさんあると思います。

アメリカのマイナーがいかに大変か。メジャーとはどういう場所なのか。
日本人とアメリカ人の野球観の違い。鈴木啓示さんに比べていまの監督がいかにマシか。
野球の世界にはメディアに伝えられることのほかに、選手たち自ら秘事口伝的に伝えられることも多い。
だからこそ、野茂さんにしか伝えられないことも多いと思うよ。
早い段階からメジャーに行っているから、皆さんは野茂さんの年齢を忘れているかもしれないけど、
野茂さんってのは金本さん、岡林さん、ピッカリの佐野さん、先述の高木さん、下柳さん、
中365日でおなじみの西村龍次さん、タフィローズ、二人の緒方コウイチさん、関川さん、
すっかり楽天に必要な山崎さんあたりと同学年なのです。
もうベテランもベテラン、後進を育てるのも仕事のうちみたいな年代です。
ここはひとつ、日本に戻ってきて、日本球界の発展のために尽くして欲しいのです。
日本が無理なら台湾に来て欲しい。
目先の年俸じゃない、いくらお金を積んでも得がたい経験が野茂さんにはあるのです。
日本球界の人気低下なんて言われてますけど、バカなこと言っちゃイカンよ。
「野茂が投げれば大丈夫」ですよ。
野茂さんの話は、きっと今の若手を動かす力がある。
彼らのメジャーに対する軽挙妄動をつつしませ、
良くも悪くも日本のプロ野球というものをキッチリ認識させることは野茂さんにしか出来んのです
(サッカーにおけるカズさんの存在と同じですよ)。
時代は流れ、さまざまな選手が球界を去ってはまた入ってくる、
それを繰り返して日本球界は成り立っている。
毎回言っていますが、先達の経験を受け継がなければ、プロ野球界の未来はありません。
スポンサーサイト

«  | HOME |  »

プロフィール

邱俊雄

Author:邱俊雄
2ch@プロ野球版のスレ「許銘傑のオレが豊田さん!第2部」に連載中の36氏のコラムを中心に集めています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。