2017-11

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第5部 122-124 アレックス・カブレラのオレが豊田さん!7 by408

オリックス バファローズノ カブレラデス サインハ イチマイ ゴマンエン!
(以下、通訳さんの訳)

ここから100行ほど、スポーツ新聞の記者に読んでもらいたい。
コリンズ監督の突然の辞任は、チームに大きな衝撃が走りました。
オレもこれは全く予想していなかっただけにショックでした。
辞任の記事を新聞が伝えたところまではまだ良い。
しかし、その直後にサンスポがとんでもない見出しでぶち上げてくれたねぇ。
清原さんに来季の監督就任を打診したとかなんとか。
サンスポの飛ばし記事のひどさは今に始まったことではないから、
今更オレがゴチャゴチャ言う必要は無いのかもしれないけれど、それでもひどいねぇ。
これはね、要するに野球選手に対するリスペクトが無いんです。
まずね、コリンズ監督の後任を任された大石コーチを始めとする首脳陣。
せっかく「何とかチームを立て直そう!」と意気込んでいるときに、
「来季の首脳陣は、こうなる予定だから」なんて記事を書かれたら、
現場はやる気をそがれますよ。
「今季はいくら頑張っても関係ないですよ」と言われたようなものなんだから。

それから、「もう一度ファンの前で打席に立ちたい」という思いで
必死にリハビリに取り組んでいる清原さんに失礼でしょうが。
この人に関しては、ファンの方々の好き嫌いが分かれるようなところがあるけれど、
この際それは関係ない。(誰を応援するかはファンの方々が決めることなんだから。)
大事なのは「清原の姿を観たい」と願っているファンを動揺させたことです。
まるで、清原さんが今季で引退するような書き様だったんだから。

リスペクトが無いといえば、横浜の監督に「あなたは辞任しないの?」と聞いた記者がいるらしい。
あのねぇ、こんなことはハッキリ言って余計なお世話なんですよ。
いくらチームの成績が悪かろうが、辞任するかしないかを決めるのは最終的には監督本人です。
ところがこの記者は、要するに誘導尋問みたいなことをしようとしている。
一体、大矢監督に何を言わせたいんでしょうかねぇ。ちょっと記者の知性を疑いますよ。

さて、誘導尋問と言えばもう一つ。
5月9日の試合後に広島東洋カープの高橋建さんが、何やら問題発言をしたらしい。
いわく「どうやって勝てばいいのか分からない。打撃コーチに聞いてください。」と。
なんでも、この日のカープ打線はヤクルトの投手陣相手に1点も取れず、
ガイエルのホームラン1点に抑えた高橋さんを見殺しにしたらしい。
これね、字面だけを読めばかなり辛辣に聞こえます。
要するに、野手陣批判をしたも同然なんだから。
元広島の菊地原も「建さんがこんなことを言うなんて」とビックリしていた。

ところが、10日ぐらいしてから日刊ゲンダイに面白い記事が載っていた。
その記事によると、あの発言は記者が「コレじゃ勝てんよね、どうすりゃいいんかのう」と聞いたら
高橋さんは「それは打撃コーチに聞いてよ」と笑いながら軽く言っただけだという。
それが、揃いも揃って新聞記者たちは何を勘違いしたのか、
野手陣批判したようなニュアンスで伝えている。
これはちょっと酷いんじゃないですかねぇ。
オレが呆れたのは、本来カープの選手を応援する立場であるはずの中国新聞までもが
高橋さんの発言を悲壮感たっぷりに伝えていたことです。
この記事を読んで、多くのカープファンは「ついに野手陣(首脳陣)批判か」と
どんなにショックを受けたか。しかし何のことは無い。
要するに、中国新聞の記者は、首脳陣批判の記事を書くために
高橋さんの発言を捻じ曲げて利用したんです。

「お前はゲンダイの記事に釣られるのか」と言う人がいるかもしれないけれど、
逆に言えば、あのゲンダイがこういう記事を書くところが興味深いんです。
要するに、ゲンダイの記事は、昨今のスポーツ新聞のあり方を皮肉っているんです。
「真っ当な」スポーツ新聞が、本来ファンに伝えるべきことを伝えない一方で、
娯楽要素は多分に含むものの、信憑性は皆無と批判されるタブロイド紙が、
意外なところでこういう重要な真相をすっぱ抜く。
(ただ、ゲンダイの記事はお決まりの「消息筋」という言葉を使って
 高橋さんのFA宣言が確実と締めくくっていたから、40点ぐらいしか評価できんけど。)

マスコミのあり方というのは、いろんな人が言っているけど
元オリックスの佐藤義則さんは著書『大人の野球』で
新聞記者に対してこんな苦言を呈しています。
「ベンチ裏での雑談で言った冗談で言った話を、いちいち全てまともに受け取られて
 次の日の新聞に書かれたらさ、オレら身も蓋もねえよ。こういう奴がいるからさ、
 こっちの口も重くなりがちになるんだよ。(中略)今の分別のない新聞記者も嫌いなんだ。」と。

特にスポーツ新聞の記者が、もう少し自分たちの役割やあり方を
深く考えてくれたらオレも嬉しいんですけどねぇ……。
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Author:邱俊雄
2ch@プロ野球版のスレ「許銘傑のオレが豊田さん!第2部」に連載中の36氏のコラムを中心に集めています。

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