2017-11

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第5部 280-284 許銘傑のオレが豊田さん!2-52 by36

セイプ ライオンツ ノ シュー ミンチェ テス ハァー
(以下邱さんの訳)

 交流戦、4年連続パリーグのチームが優勝を果たし、
リーグ全体でも4年連続の勝ち越しを決めました。
まことにめでたいことです。王さんも、WBC以来の優勝というタイトルを獲れて、よかったですねえ。
久米を残して佐藤誠がサヨナラを食らった時はどうなるかと思いましたが、
まあ、しゃあないと割り切ったんでしょうね、いつものように。
強い気持ちでもう1試合をモノにして、見事激戦を制しました。
 今年も、パリーグは弱く劣っているリーグではない、ということを天下に知らしめることが出来て、
オレはこんなに嬉しいことはありませんよ。
別に、オレはパはセより優れている、だからパが勝って当然だ、というつもりは毛頭ありません。
実際交流戦で阪神は力を見せ付けましたし、
巨人だって最後の4球団に残ったわけだから、やっぱり自力はあるんです。
しかし、オレが何故パの勝ちを望むのかといえば、
そうしないとまたパがレベルが低いことにされてしまうからです。
セに対するコンプレックスと言われればそうではないとは言い切れませんが、
オレはオレの愛するパが不当に貶められることにガマンができんのです
(もちろん、その反作用としてセを貶めるのはもっての外ですが)。
だから、1勝でいい、1勝でいいから勝ち越し、優勝チームをパから出すことが大事なのです。
そうすれば、パを貶める声はとりあえず小さくなる。不人気上等、マイナー上等ですよ。
何と言われても、普段セしか見ていないファンや解説者の人たちに、
我々の愛するパリーグは素晴らしいリーグだ、と言うことを見せることが大事なのです。

 セリーグの球団を中心に交流戦廃止論も出ているらしいけど、
正直言って、セとかパとかを抜きにしてもこれはファン無視じゃないかねえ。
そもそも、交流戦がどういう経緯で出来たものか、
もう忘れてしまっているんじゃないかとしか思えない。
これ、04年の球界再編問題の時に、選手会が掲げた要求なんですよ。
最近の選手会は正直何かのネジが吹っ飛んでいるとしか思えないけど、
この時の選手会の要求はファンに受け入れられるものだった
(だから、試合ストライキなんていう前代未聞のことが敢行できたのです)。
選手会は、交流戦の開催と併せて贅沢税の導入、新規球団加盟金の減額、
テレビ放映権のコミッショナー一元管理などを要求したのですが、
これらについて巨人が強硬に反対した。しかしそれでは世論が納得しないから、
懐柔策として交流戦を導入したのです。
 いまこの交流戦を引っ込めるということは、もうみんなあの球界再編問題を忘れただろうから、
そろそろ元に戻しても誰もわかりゃしないだろう、と思ってるようにしか見えない。
交流戦が始まったことでセのチームが収益減になったというのなら、
それはそれで別の手立てを講じるべきでしょう。
それとも、セのチームは救うけどパのチームは死ね、ということかね。
 オレはずっと言ってますが、12球団が12球団のまま、みんなが幸せになれるビジネスモデルを
そろそろ考えんと日本のプロ野球はおしまいですよ。
パは、あんまりセの腰が重いから、必死に独自に地元密着路線をつづけて、
だいぶ赤字を圧縮してきたのです。
巨人の収益力(最近は阪神の、もあるでしょうが)にばっかり頼ってきたセの球団が
何とか言ってますが、オレからすれば、今までずっと恵まれた境遇におって何を言っとるの、
という感じですよ。

 とにかく、12球団が独自の採算モデルを確立すること。
そうすれば、目先の巨人戦や阪神戦の利益がなくなっても戦えるから、
彼らの顔色を伺わなくても良くなるし、あまつさえノーを突きつけることも出来ます。
そうすれば一方的に取られるだけになっている現在のFA制度だって改革することが出来るし、
利益の一元管理・再分配だって可能になりますよ。そしたらみんなハッピーじゃないの。
MLBなんて、ある意味社会主義だもんね。
パワー・イズ・ジャスティスのアメリカでそれが出来るのに、何で日本で出来んのかねえ。
誰かがリーダーシップをとって、そろそろこの問題に取り組まなきゃいけないと思います。

 とまあ、こんなタイミングでちょうどコミッショナーが交代することになりました。
根來代行がようやくお辞めになるんだそうです。
この人、球界再編問題の時のあまりのノー天気っぷりと、
その後の居座りっぷりでオレは頭がヘンになるかと思いましたが、
冷静にこの人のコミッショナー時代を検証してみて、
ああ、この人はタイミングが悪かったんだと思いましたね。
奇しくも毎日新聞も同じようなことを書いていましたが、
平穏時ならこの人はコミッショナーとして一定の評価をされていたはずです。
野球協約の改正、という今まで誰も手がつけられなかったことを
オーナー陣の反対を押し切ってやったし、池永さんの永久追放を解除したのもこの人でしょう。
 オレはね、根來さんをみると村山富市元総理大臣を思い出すのです。
片山哲以来の社会党出身の総理大臣になった村山さんです。
村山内閣が在任中にやったことは、
今の基準で考えれば正しいかどうか疑問が残ることもありますが、
時代を考えれば、このタイミングでやりきらなければいけなかったことを多々やっています。
それに、逆説的ですが、社会党右派だった村山さんが首相になって
社会党の方針を大転換したからこそ、社会党は「反対のための政党」ではなくなり、
それまで左に寄りすぎていた世論が修正されるキッカケになったわけですからね。

 しかし、温厚まゆ毛総理村山さんの不運は在任中に阪神大震災が起きたことでした。
こういうときには法律なんか後づけでいいから、とにかく先陣切ってやれることは全部やれ、
というのが危機管理の基本ですよ。でも温厚まゆ毛さんはそれが出来なかった。
「なにぶんにも初めてのことですので」なんて言ってたわけですからね。
結果、政府の対応は遅いと大批判されましたし、
まゆ毛さんが来たのはスイスの救助犬より遅かった、なんて言われたのです。

 根來さんも、就任以来年俸高騰からの球界再編問題、裏金問題、薬物問題と
歴代のコミッショナーが放置してきたツケが一気に回ってきた。
不運としか言いようがないけど、それを上手く仕切れなかったらやっぱり批判されてしまうのです。
この人も村山さんも、中国の古典になぞらえれば「治世の能臣」タイプだったんですね。
吉國さんが推し進めたプロアマの雪解けをさらに推進させるという功績はあったものの
基本的にはセリーグの手先にすぎなかった川島元コミッショナーに比べれば
よっぽどやった仕事は多かったと思う
(反対に川島さんは警察畑で危機管理に長けた「乱世の奸雄」タイプです。
 そもそもがセリーグ会長からの就任でなければ、
 球界再編問題をこの人が上手くさばいた可能性はあります)。

 そこで新コミッショナーの加藤良三さんですが、この人が治世の能臣なのか、
乱世の姦雄なのか、それとも両方併せ持ったタイプなのかは今の段階ではわからない。
しかし、外務省のエースだそうだから、能力がある人なのは間違いないでしょう。
何よりも、この人は野球大好き、メジャーリーグ通としても有名です。
根本に溢れんばかりの「野球愛」があれば、そうヘンなことはしないでしょう。
バリバリ現場に口を挟んだ、外交官の先輩下田元コミッショナーのように、
リーダーシップを発揮してくれることを期待しています。
下田さんはリーダーシップを発揮しすぎて各球団のオーナーに
コミッショナーの座から引きずり下ろされてしまいましたが、
コミッショナーの舵取りにかつてないほど重大な責任がかかり、
かつファンの耳目を引いているいま、加藤さん登板は願ってもないチャンスなのです。
タモリフジの江尻編集委員も加藤さんイチオシというのが気になりますが、
ともかくその双肩にプロ野球の末来がかかっている。
自分たちのことしか考えとらん球団や選手会をバッチリ仕切って、
プロ野球界百年の大計をつくって、中興の祖となってほしい。

 さて、交流戦も終わってリーグ戦に戻ります。
久しぶりにリーグ戦に戻ると、交流戦前とは各チーム状況が変わっていて面白い。
中日にトレードで行った小池正晃はいきなり活躍しましたねえ。
中日が苦手の交流戦を終えて、これからグッと伸びるかもしれない。
それから、神宮球場には10年の沈黙を経てマキタニウサミという妖精が現れたんだそうです。
誰も見たことがない妖精ですが、いつまでも妖精さんでは困る。
恐らく、ラストに限りなく近いチャンスですから、もう迷ったりしている場合じゃない。
二軍で長い間苦しい下積みを続けてきたのですから、それを信じて、悔いのないように、
自分のすべてをぶつけてほしいですねえ。
 もちろん、牧谷だけではなく、オレを含めて選手全員が、
ペナントに向けて全力をぶつけなければならない。
ともかく前半戦終了まであとひと月、死力を尽くした我々の戦いを、是非球場に見に来てください。
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Author:邱俊雄
2ch@プロ野球版のスレ「許銘傑のオレが豊田さん!第2部」に連載中の36氏のコラムを中心に集めています。

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