2017-11

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第5部 542-546 許銘傑のオレが豊田さん!2-59 by36

セイプ ライオンツ ノ シュー ミンチェ テス ハァー
(以下邱さんの訳)

 この日程を組んだのは誰なんですかねえ。
オールスターが終わって、1カード消化して、4日も空けて、
その後は12連戦という何がしたいのやらサッパリわからん日程です。
こんなことをしとってはローテーションがグチャグチャになってしまいすし、
ケガ人が多発するかもしれん。
オリンピックとかぶるのを避けるためかと思いきや、
オリンピックの野球の日程はまさに12連戦にドンかぶりです。
結果、夏休みの最中とはいえ、
8月の5週中3週は土曜日に試合がないという日程の組み方になっている。
このヘンテコな休みの間に何をやっとったかといえば、日本代表との壮行試合ですよ。
テレビ中継もされんのに、プロ野球の日程をグチャグチャにしてまで、
こんな接待試合をやってどうするのかね。

 オレは思うんですが、今年はオールスターを壮行試合にすればよかったんじゃないですかねえ。
交流戦がいまの日程になった去年から8・9月に大連戦がたびたび組まれるようになりましたが、
それでも日程が消化しきれずに昨年は横浜がダブルヘッダーを組むハメになったでしょう
(そのダブルヘッダーも雨で流れましたが)。
オレに言わせれば交流戦を削減して2連戦4連戦なんていう組み方にしたことが間違いなのですが
(正直、置く季節が悪いと思いますよ、オレは。
 わざわざ梅雨のド真ん中にやれば雨天中止が多くなるのはわかりきっていることです)、
今の日程の形式なら、とにかく合理的に消化することだけを考えて日程を組まんと。
オリンピックも大事でしょうが、ペナントだって大事なんですから。

 そんなわけで、今週は試合がほとんどありませんでした。
先週書き損ねたことをここで書いておきましょう。
まずは山本昌さんの200勝達成ですよ。日本単独での200勝はもう出ないと言われていますが、
この人について考えると、本当に「縁」と「タイミング」というのは大事なんだなあと思います。

 入団当時は左で体が大きいというだけで、球は速くない、モーションはあんな感じ、
コントロールも悪い、とクビ寸前だった。
当時、いくら高卒投手とはいえ入団4年間で一軍登板は4試合、
2回1/3で5失点、防御率は19.29ですから、
これは首脳陣もダメだと思っていたかもしれないし、
本人もちょっとあきらめかけていたところがあるかもしれない。
 しかし、首脳陣が一縷の望みを懸けてアメリカ留学に出した、これが奏功したんですよねえ。
アイク生原さんとの出会いもあり、本人も必死で努力をしたのでしょう。
このアメリカ留学でシンカーを覚えてなければ、間違いなく今頃はクワガタ屋のオヤジですよ。
本当に、このタイミングでのこの縁が彼のすべてを変えたのです。
事実、アメリカから帰ってきてからの昌さんは一躍「期待の若手左腕」になったし、
2度目のアメリカ留学から帰ってからは中日を支える大エースになった。
 とにかく、体が丈夫だというのがこの人の強みでしょう。
短期間ならば昌さんの成績を超える選手は何人も出ている。
しかしこの人の場合、遅いスタートにもかかわらずそこから20年一線で投げ続けているわけでしょう。
これがすごい。
 たとえば、同世代の大投手に斎藤雅樹さんがいます。
斎藤さんと山本昌さんは同じ年に生まれています(学年は斎藤さんが一つ上)。
この二人はエースとしてたびたび投げ合っていますし、
ともに大投手であることに異論を挟む人はいないでしょう。
しかし、斎藤さんは通算180勝で引退、結局200勝には届かなかった。
山本昌さんの2学年下の桑田さんだって40歳まで投げて173勝、これも200勝には届いていない。
同じく2学年下の佐々岡さんは138勝106セーブ。
こっちのほうが難しい記録かもしれませんが、200勝には届かず、です。
無事是名馬、とはよく言ったもので、長く投げ続けられたことが大記録達成の一番の要因でしょう。
アノ星野さんのもとで投げていながら、よく肩を壊さなかったものだと思うよ、マジに。

 山本昌さんは実績もさることながら、あの人柄と顔でもずいぶん得をしていると思う。
まずあの顔がいいですよ。悪いことなんか何にも考えてない顔でしょう。
体がデカくて朴訥フェイス、青のユニフォームの聖人君主です。
しかも、本業はラジコンとクワガタ、趣味野球。もう、少年のままですよ。

 またね、「やまもとまさ」という名前がいい。
昌広、というより「やまもとまさ」のほうがしっくりくるもの。
彼が「やまもとまさ」になったのは、
のちにロッテに行って「山本打て 山本打て 山本打てよー」という脱力系応援歌で
一躍有名になった、13年の現役生活のほとんどケガしていたことでお馴染みの
山本保さんが同じチームにいたからですが、
山本保さんの一番の功績は昌さんの名前を「やまもとまさ」にしたことですよ。
名前を変えて以来山本昌さんは飛躍を遂げたわけですから、
山本昌さんの200勝は山本保さんと二人で成し遂げた記録と言ってもいいでしょう。
山本保さんが今何をしているか知りませんが、
保さんも昌さんの200勝はわがことのように嬉しかったと思います。

 それから、清原さんが復帰されましたねえ。
腫れ物に触るような扱いをされているようですが、オレはそんな扱いはいらんと思うよ。
ホントに代打でもどうにも成績を残せなくなってきた時の扱い方は
慎重にしなければいけないのでしょうが、
現状はとりあえず5打数2安打1四球でしょう。
きのうの荻野クンから打った2ベースも素晴らしかった。
 みなさんご存知のように、野球選手には引き際を知って美しく辞めるタイプと、
ボロボロになっても要らないと言われるまでやり続けるタイプの両方がいます。
前者の代表は古くは王さん、最近では新庄さんでしょう。
後者の代表は古くはノムさん、最近ではまだ現役だけど工藤さんでしょうかねえ。
清原さんも後者の道を選択したのです。
80年代から90年代にかけての最高のスターがその茨の道を行くことに決めた。
そしたら、その決断は暖かく見守ってあげるしかないじゃないの。

 いままで、チームに決していい影響を与えるばかりじゃなかったのはわかっています。
とくに巨人時代はそうだったでしょう。
オリックスに来てからだって、審判を恫喝する清原さんを見て失望したと
広島の広池さんがブログで苦言を呈している(のちに削除)。
でも、とにかく最大のスターだった清原さんが選手生活を終えようとし、
その辞める前になんとか一本、と必死にもがいているのだから、
とにかくオレは清原さんを応援したいと思う。

 その代わり、清原さんには文字通り「壊れるまで」野球をやってほしい。
「弁慶でいっとけ」というCMがありましたが、
まさに清原さんには「弁慶の立ち往生」を見せてほしいのです。
後輩には膝蹴りし、審判は恫喝するけど外国人選手に対しては向かっていかないというような
「日和り」を見せてほしくないんですよ。
いままで、有り余る才能をもって、数々の夢を見せてくれた清原さんじゃないの。
そのプロ野球界で残してきた実績は、たしかに素晴らしいものですが、
高校時代から清原さんを見ている人からすれば、
ある意味で物足りなく感じている人もいると思います。
本来ならホームランを1000本打ってたっておかしくないんですから、清原さんは。
その野球人生の集大成として、
オレたちに「壮絶な最期」(敢えてこの言葉を使います)を見せてほしいのです。
この「壮絶な最期」が似合うのは、清原さんしかいない。
桑田さんでも、野茂さんでもなく、清原さんしかいないのです。
オレは、その男・清原の最後の戦いを目に焼きつけておきます。

 これは少し前の話になりますが、イチローさんの3000本安打達成もありましたねえ。
イチローさんの凄さについて今更語ってもしょうがない。
あの人は誰も知らない高みにいる人ですからね。
しかし、イチローさんの口から真っ先に出たのが張本さんと日本球界へのコメントだったのを聞いて、
ああ、この人はやっぱり凄いなとオレは再確認しました。
 張本さんはイチローさんに対しては割と複雑な感情を持っているはずです。
もちろん、はるか後世に現れたヒットメーカーとしての期待もしているでしょうし、
尊敬もしているでしょう。
「ヒットを打つ技術ではかなわない」とも言っていますしね。
しかしその一方、
「日本での安打記録は私だ、メジャーは試合数が多いから参考記録だ」とも言っている。
これが落合さんなら「メジャーに行ったこともない人に言われたくない」と言うところですよ。
ねえ豊田サン。
 しかしイチローさんが言ったのは、若き日に張本さんにもらった
「首位打者7回と通算安打の記録を抜いてくれ」という激励のコメントに対する感謝でした。
そして、「日本での安打なんてレベルが低いから、と言う人はこっちには必ずいる。
でもボクはアメリカに来てからのほうがヒットのペースは速いんです。
日本のほうがレベル高いんじゃないの、って言い返したい」
安っぽいナショナリズムかもしれませんが(ま、オレは台湾人なのですが)、
オレはこの発言にシビれた。
 ロッテのボビーも言っているけど、WBCで日本の野球は世界最高峰レベルにあり、
少なくともMLBに対してその成績を卑下しなければならないようなものではない。
もちろんリーグが違うんだから参考記録は参考記録でしょうが、だからといって
日本の記録は価値がないということにはならんのです
(張本さんの「参考記録」発言は、この意味において本質的には正しいと思います)。
その日本野球の底力を見せられる最高の機会が、もう目前に迫っています。
台湾もそう易々とは負けんはずです。
星野さん率いる日本代表、洪一中さん率いる中華代表、
その他すべての国々が最高の試合をしてくれることを祈っています。
加油!中華隊!加油!日本隊!
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Author:邱俊雄
2ch@プロ野球版のスレ「許銘傑のオレが豊田さん!第2部」に連載中の36氏のコラムを中心に集めています。

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