2017-11

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第5部 657-662 許銘傑のオレが豊田さん!2-62 by36

セイプ ライオンツ ノ シュー ミンチェ テス ハァー
(以下邱さんの訳)

 ペナントレースも再開してますが、とりあえず北京の反省をしないことには
日本の野球界は前に進みません。
先週に引き続き、北京で日本代表が犯した「21の敗着」、采配についてのつづきです。
 12「選手の調子より自らが決めた格にこだわったナルシスト采配」も、
先週述べた「選手の調子を読みきれなかった」こと以上に惨敗に直結しました。
森野、村田の起用法もそうですし、岩瀬さんの投入もそうです。
藤川、岩瀬さん、上原さんという形を頑なに崩さず、
臨機応変に使わないことで必要以上の失点を重ねたイメージもあった。
そもそも、ケガ人ばかり呼んだのもそのせいでしょうが。
こんなこだわりを持っていた割には、そのほかの選手については
先発とリリーフの使い方がグチャグチャだったり、
準決勝でダルビッシュを出すと言っておいてキューバ戦で打たれたら先発を流したり
(しかも、アメリカ戦で2回で降ろしておきながらです)、
自らのこだわりを実現するために他の選手をグチャグチャに使ったから、
結果誰もついてこずに結果が出なかった。
ペナントレースに置き換えればわかりますが、監督のこだわりを選手が理解できていないと
チームは一気に崩壊するでしょう。
北京での日本代表はまさにその状態でした。そりゃあ弱いのも納得ですよ。

 すでに触れていますが、13「選手を慣れていないポジションで守らせた」ことも良くなかった。
GGの度重なるエラーがその際たるものですよ。
外野転向二年目、しかも肩が強いからと言う理由でライトを守ってる人間を、
レフトならライトより簡単だから出来るだろう、で出来るわけない。
外野手が足らなくなったら荒木や矢野さんまで外野に駆り出すつもりだったらしいけど、
二人が外野を守っていたのなんて何年前の話かね。
中島もサードで使ってましたが、オールスターで使えん扱いした割にこれでしょう。
何がしたいのかまったくわからん。
 それから14「野手に対して無策」本当は投手についても無策と言いたいのですが、
とにかく野手に対しての無策っぷりはヒドかった。
田淵、山本と超一流の打者(超一流の監督でも、超一流のコーチでもありませんが)が
揃って何もしなかった。
そしたらせめて星野さんがなんとかしなきゃイカンでしょうが。いっしょに遊んでてどうするの。

 それと、ある意味でこれが最大の罪であると言える
15「監督が選手のほうを向いておらず、自分のことしか考えていなかった」。
選手が皮算用どおりに働かなかったのはこれが原因だとオレは思うよ。
選手がシラーッとしとったもん。
WBCの時は星野さんなんかよりはるかにビッグネームの王さんが監督でしたが、
王さんは決して前に出すぎることなく、主役は選手、というスタンスを貫き続けた。
世界にその威光が轟く、ピッチャー鹿取で名高いサダハル・オーがですよ。
だからこそ、イチローさんも誰も絶対に王さんにハジをかかせまいとして、
死ぬ気で世界一を取ったのです。
しかるに、星野さんがやったことはどうかね。
監督就任翌日に、知人に「星野JAPAN」を商標登録させようとしたことと、
仲良し三人組でカレー食って金儲けしたぐらいしか思いつきません。
取り組み方がまるで違うんですよ、王さんとは。
 そして、采配も何もかもひっくるめて、16「言い訳だらけ」これがいちばんオレのカンに触った。
視聴率ZERO、だか指揮官能力ZERO、だかいう番組でグダグダグダグダ言っとったでしょう。
ゾーンの違い、審判のレベル、準備期間、怪我人の多さ、采配以外にもいろいろと敗因はある。
そんなことはみんなわかってます。
しかしそんなのはバックグラウンドで、
次回同じ失敗を繰り返さないためにNPBに伝えればいい話であって、
おめおめ日本に帰ってきた帰国第一声で言うことじゃない。
言い訳になるが、と言いながら本当に言い訳ばかりするとは思わなかった。
オレは言い訳としっかりとした釈明は違うと思いますが、あれは間違いなく言い訳です。
ゾーンにしても審判にしてもどこの国も同条件で、日本だけが不利益を受けたわけではない。
準備期間は星野さんの政治力を使えばどうにでもできたでしょう。それしか能がないんだから。
オールスターの直後のナゾの一週間でペナントを止めてまでわざわざ花試合をやっておいて、
しかもボコボコに打たれておいて、準備期間が足りなかった、はないでしょう。
みんな事前に指摘されてたことですよ。

 そして、繰り返しになりますが、他のさまざまな要因があったとしても、
最も大きいミスは星野さんの采配にある。
采配は完璧で、それでも負けたというのであれば釈明は許されるでしょうが、
「私の采配が悪かった」とは一言も言わなかったでしょう。
「指揮官がヘボだったから負けた。一生懸命やった選手には申し訳ない。
 日本の力はこんなものではない(この部分だけは正しいと思います)。
 それを引き出せなかった私の責任。WBCはそれを引き出せる、私よりもっといい監督がいるはず。
 今度こそ日本の野球を世界に知らしめるため、今回の失敗をすべて分析し、
 次の監督に生かしてもらうべく、最大限の努力をする」
これぐらいのことは言ってほしかったね。少なくともこういうコメントが出ていれば、
世間的にも同情論が沸き起こってそれこそ星野さん続投という目もあったと思う
(オレに言わせれば真っ平御免ですが)。
ところが仲良し内閣悪かったんではないと開き直る、WBCに色気は見せる、
挙句の果てにバッシングすると子供が夢を語れない、
叩いている人は時間が止まっていると放言放題。
こんな状態で誰が同情するというんですか。
「批判」と「バッシング」を同一視している時点で目も当てられません。
星野さんは、世界一の監督になって今後球界のリーダーになる、という賭けに負けて、
すべてを失ったのです。
この期に及んでまだWBCに色気を見せるなんてのは往生際が悪いにもほどがある。
星野さんには「よき勝者たらんとする者、まずよき敗者たれ」という言葉を送りたい。
今回日本球史、いや日本史上に残る「bad loser」であった星野さんが、
「good winner」になることは、どだいムリな話だったのです。

 星野さんに多大な責任があるのは事実ですが、
星野さんだけを「戦犯」として斬り捨ててオシマイ、というわけにはいきません。
この敗北を機に、日本球界全体がいっぺん考え方を変えんと、
WBCでもその後も同じ過ちを繰り返すことになります。
日本球界の犯した敗着も分析してみましょう。

 まずは17「危機感の欠如」です。
WBCで奇跡的に日本一になったが故に「金、金」と騒いでいましたが、
実際に金を獲るためには何が必要か、という冷静な分析がいっさい為されていなかった。
いつでも危機感を煽る一部のタブロイド紙以外は、
みんな日本代表の金メダル獲得をある種当然のように思っていたわけです。
そもそも、今回の五輪が「絶対に金」と言われていたのは、
今大会で野球がオリンピック競技からはずされてしまうからです。
今回もし金を取れていれば、2016年の五輪がもし東京で開催されたときに
野球を復活させるための絶好のアピールになった。
「野球が最後、だから金」というお題目ばっかり唱えられていましたが、
それはつまり「2016年に復活させるための金」であったわけです。
2016年の五輪の候補地の中で野球を復活させられる可能性があるのは東京か、
アメリカのシカゴしかないわけですから、
これはもう、大ゲサに言えば世界の野球界のために日本(か、アメリカ)が
金を取らなければいけなかったのです。
しかるに、世界の野球界の未来を賭けて、球界全体で準備をしているようには、
オレには到底思えませんでした。
さらに、WBCで勝ち得た日本野球の地位。
これは決して安泰なものではなく、勝ち続けることによって認められるものだったわけですが、
先週も書いたようにこれにも猛烈なバックスピンをかけることになってしまった。
銀でも取れば世界の中でも「日本野球やはり侮りがたし」になったことでしょうが、
メダルも取れないこの結果では「WBCはまぐれ当たり」と言われてもしょうがない。
あの素晴らしかった戦いがまぐれ当たりで済まされたらたまりませんよ。

 18「球界のサポート不足」、たしかに1球団2名なんていう状態よりは前進しましたが、
他の国のサポート態勢に比べたらまだまだ劣っていると言わざるを得ない。
星野さんがお金をとってきたからカネばかりはかけてましたが、
結局事前にやったのは日本代表との花試合だけ。
国際代表との練習試合を組んだキューバや韓国と差が出るのは当たり前です。
本当に金を取らないと野球の未来に影響する、と本当に思っていたのなら、
ペナントを止めようがどうしようが練習試合を組んだでしょう。
星野さんが頑張ったのに球界の支援が足らなかった、というつもりはありません。
早い話がどっちも足らんのです。

 それと、もういい加減19「国際球を使っていなかった」といって投手が調子を崩した、なんてのは
バカバカしいからやめましょう。
ストライクゾーンなんかよりよっぽど大きい問題ですよ。
島国だけでやっとれる時代じゃなくなったんですから、国際標準の球を使うべきです。
WBCとオリンピックではボールが違うらしいし、
北京で与えられた試合球はその公式球とも感触がまったく違ったらしいですが、
とりあえずペナントの試合球を国際標準に近づけましょうよ。

 それから、今回の惨敗に関してはいちばん大きな責任である
20「監督選びを失敗した」という責任も球界全体で負うべきでしょう。
星野さんが短期決戦に弱いことなんて誰もが知っていたことです。
まさかあそこまでヘタだとは思わんけど、任命責任は免れない。
カネ集めがうまい星野さんは、そういう意味ではありがたい存在だったでしょうが、
それで勝てんかったんだもの。どうにもなりませんよ。
 ほかに適切な人材がいなかった、と言う人もいるかもしれませんが、
それならオレがずっと言い続けている
21「若い監督を育ててこなかった」ことが影響していることになる。
台湾の洪一中監督は47歳、韓国の金卿文監督は50歳、キューバのパチェコ監督は43歳ですよ。
どこも若い監督を育てている。
ONにばかりいつまでも頼るから、お二人が倒れた時に後がつづかんでしょう。
星野さんだって王さんより6つも下ですが、それでも60を越えています。
60より若い日本一経験監督は、原さん、伊東さん、ボビー、ヒルマン、落合さんしかいません。
日本人にかぎれば3人しかおらん。
リーグ優勝経験監督だって、東尾さん、梨田さん、伊原さん、岡田さんを加えるだけです。
やっぱりね、現役選手もそうだけど、監督だって若々しい、
フレッシュな人材を育てていかないとダメなんですよ。
川上哲治さんが監督になったのは41の時ですよ。
ノムさんは兼任監督だから36歳のときですし、ONだって40代のうちに優勝している。
今後の日本野球の課題は、次世代の指導者を性根を入れて育てていくことですよ。

 で、第2回のWBC監督ですが、これはオレは第3回のWBC監督を育てるにあたっての前段階にあると思う。
つまり、第2回のWBC監督は、そのあとの3年間
本格派政権を作るためのワンポイントリリーフでいいと思うのです。
ワンポイントでいいし、年齢にもこだわらず、絶対に勝てる、
短期決戦のスペシャリストを投入しないといけません。
しかも、「圧倒的な戦力を擁して勝つ」タイプではなく、
「適材適所に配置して、やり繰りで勝つ」タイプでないといけない。
 そういう意味では星野さんなんて有り得ません。
落合さんはいいけど、オレは第3回にとっておいたほうがいいと思う。
伊東さんも第3回候補、原さんも第3回までに2002年の輝きを取り戻してもらえばいいけど、
ちょっと今では頼りない。
東尾さんだと原井さんや村上さんが代表入りする懸念がありますし、
伊原さんは選手と衝突するとどうにもならん。
岡田さんもどちらかというと采配が硬直気味ですから、短期決戦でどうかというのが気になる。
現行の監督、ナベQさんも第3回の有力候補にはなるけど、まだ1年目だから何ともいえない。
この時点なら伊原さんだって大監督でしたよ。
 自薦しているボビーは悪くないとオレは思います。
0.4の選手と0.4の選手を足して1以上にする手腕は素晴らしい。
この人は明らかにペナントよりも短期決戦を得意とする監督ですし、
アメリカにも顔が利くし、モノが言えるからWBC向きです。
ノムさんもいいね。試合中に何か起こったらどうしようとヒヤヒヤしますが、
世論がいちばん納得するのはこの人でしょう。
それから、オレは梨田さんもいいんじゃないかと思います。
外国人の見立てはうまくないということは、逆に日本人の見立てはしっかりしていることになります。
それから、人格のよさは誰もが認めるところですから、
選手をまとめあげて力を出させることも出来るでしょう。
とにかく、野球のうまさや個人の資質で監督を決めるように、加藤コミッショナーにはお願いしたい。
カネ集めや政治力で代表監督になり、自分の身の振り方だけを考えるような人物はもうゴメンです。

ともかく、いままでの球界のあり方を一回ブチ壊し、今回の反省を生かして、
ふたたび世界に冠たる日本野球となってほしい。
今回はそのための、アジア人としてのオレの北京オリンピック分析と、提言です。
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Author:邱俊雄
2ch@プロ野球版のスレ「許銘傑のオレが豊田さん!第2部」に連載中の36氏のコラムを中心に集めています。

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