2017-11

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第5部 907-911 アレックス・カブレラのオレが豊田さん!14 by408

オリックス バファローズノ カブレラデス サインハ イチマイ ゴマンエン!
(以下、通訳さんの訳)

「この世界にはユニフォームを脱ぐ選手と脱がされる選手がいる」とは
落合博満さんの言葉だそうですが、それがどの選手になるかというのは、
ファンなり現場の首脳陣(つまり、監督です)が考えている選手と
フロントの考えている選手とが一致するとは限らないようです。
「ユニフォームを脱ぐ」選手であるべき選手が
「ユニフォームを脱がされる」選手になってしまった時の、
ファンの驚きや悲しみは察するに余りあります。

オレがライオンズにいたころは、あの高木大成さんでさえ最後は戦力外通告を経て、
現役を引退しましたし、伊東さんに至っては、一度ならず二度までも、
納得のいかない形でユニフォームを脱がされました。
(これはお節介だけど、渡辺監督や大久保打撃コーチは、この先が大変だと思うよ。
 今年のCSで負ければ、伊東さんの退団に納得できないファンから「それみたことか!」と
 非難轟々になることは目に見えている。
 是非はともかく、ファンの心理は大なり小なりそういうところがあると思う。)

断っておきますが、オレを含め外国人選手の場合でも、斬られる時はアッサリ斬られますが、
高いカネを貰っていることがほとんどですから、まぁ、これは仕方の無い部分もある。
(最近だと、エバンスぐらいかな? 例外は。)

しかし、球団の功労者たる(特に生え抜き)選手の場合は、話がまったく違います。
(特に、と書いたのは、オレは外様選手が悪いとは言うつもりは無いからです。
 落合博満さんなんてのは、その例の一人でしょう。
 最後は巨人を自分から出て行きましたが、傍から見れば「追い出された」ように見える。
 例えば、伝説の10・8決戦は、落合さんがいなければ勝てなかった。)

勘の鋭い人ならすぐに分かると思います。
そう、横浜ベイスターズの石井琢朗さんのことです。
琢朗さんに球団フロントが引退勧告(戦力外通告)をしたと聞いて、
オレはひっくり返ってしまいました。
あのねぇ、若返りだかなんだか知りませんけど、こんな馬鹿な話がありますか。

百歩譲って、来季は構想外というなら、それはそれで仕方が無い。
監督が代わった(といっても、今年で2年目ですが)ということは、
その監督は、何かしらの形で自分の色を出そうとするのだから、
それが、若返りなら若返りで仕方の無い部分もあるとは思います。
(しかし、今回に限った話ではないですが、
 多くの人が監督に就任すると、若返りを断行したがりますねぇ。
 オレに言わせれば非常に安直な発想だと思うのですが。)
しかし、この若返りを進めるには何が必要なのか?
オレが思うに、それは弾き出されるベテラン選手に対する敬意や配慮だと思う。

琢朗さんのような功績のある選手を、こういう形で、いわば邪険に扱うとはどういうことか。
これは要するに、横浜ベイスターズどころか、大洋ホエールズ時代から
(チームであれ石井さん個人であれ)応援しているファンをも邪険に扱ったことになるんです。
(琢朗さんの在籍した年数は、20年です! この期間に積み上げられたものは大きい。)

これね(オレもどう表現して良いのか悩むのですが)
ファンというのは、多かれ少なかれ選手に対して願望というものがある。
それは、引き際にしてもそうです。

今回のような琢朗さんのケースのような場合で考えてみると、
ベテラン選手の成績がジワジワと落ちてきて、
ファンが「やっぱり衰えたのかなぁ。もう駄目なのかなぁ。」と寂しい思いを抱えはじめた頃に
ポッと若い選手が出てくる。(スタメンに限らず、守備固めや代走からだって良い。)
そしてその選手を見て「いやいや、夢を託すことが出来る選手が出てきた」と思い、
そこで初めて、ベテランの選手が去っていくことに納得が出来るというものです。

もちろん、その後ベテラン選手が次の働き場を求めたって良い。
(これは、フロントの意思とは関係ないんだから。)
そして、その選手が新しい働き場所で復活したとしても、
ファンは「移籍先が見つかって良かったなぁ」と言えるんです。
この対応なり手順なりをフロントが誤るから、ファンが怒り狂うんです。

こういう選手を大事にしないのは、横浜ベイスターズだけの問題じゃない。
昨年、高津臣吾さんが戦力外通告されたのは、公式戦が終わってからでした。
高津さんが何より残念がったのは、「ファンに対して挨拶が出来なかったこと」だったんです。
(古田さんも、最後の最後までフロントに苦言を呈することになりました。)

「プロ野球の人気低下」と無責任なことを誰が言い出したか知りませんが、
こういう選手を大事にしないことを平気でやるから、ファンが離れていくんです。
選手を大事にすること(当然ですが、甘やかすということではありません。)は、
突き詰めていけば、ファンを大事にすることにつながるんです。

野村克也監督がヤクルトの監督時代、こういう話がありました。
今、中日ドラゴンズの二軍監督をされている辻発彦さん、
この人の去就が注目されていた時、新聞記者だかテレビのアナウンサーだか知らないけれど、
その手の質問をしたらしい。
そうすると、野村監督はこう答えたそうです。
「辻ぐらいの選手になると、引退の時期は本人が決めるものや。
 周りがゴチャゴチャ言うことではない。」と。

辻さんは、1999年に惜しまれつつ現役を引退しましたが、
どこからも不満は出ませんでした。
選手の引退の理想形の一つと言えるのではないでしょうか。

さて、田沢問題で大きな動きがありました。
なんでも、日本の球団の指名を拒否して海外に行った選手は、
2年なり3年なり指名を凍結する制度が出来るそうです。
NPB関係者の奢り高ぶりや勘違いもここまで来たかと呆れているのですが、
今日は紙面が尽きました。また次回です。
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2ch@プロ野球版のスレ「許銘傑のオレが豊田さん!第2部」に連載中の36氏のコラムを中心に集めています。

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