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2018-12

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第4部 66-70 許銘傑のオレが豊田さん!2-28 by36

セイプ ライオンツ ノ シュー ミンチェ テス ハァー
(以下邱さんの訳)

 先週からの続きです。
日本人選手の、特に元から高額をもらっている選手がなぜさらに高額を要求するのか?という話です。
彼らは何かを勘違いしているんです。もう高度成長の時代じゃないんですよ。
頑張れば頑張っただけ給料が上がっていた時代ではない。
中には自分たちが粘って給料を上げることで、
他の選手のベースも上がって得になると思ってる選手までいます。冗談言っちゃいけませんよ。
高度成長時代ならいざ知らず、いまは球団側でも出せるパイは決まっている。
それを上の選手だけがジャンジャンもらったら、割を食うのは他の選手なんです。
そうやって親会社の経営を圧迫して行って、一番困るのが誰なのかを全然わかっていない。
 04年の球界再編騒動を忘れたとは言わせませんよ。
近鉄球団がなぜ死んだかといえば、大阪ドームのバカ高い使用料と、
ローズ・ノリさんの高年俸ですよ。
近鉄球団は年間38億弱の赤字を出していたそうですが、大阪ドームの使用料が年間11億、
ノリさんが年間5億、当時の山口社長によればローズの年俸は公表されていたよりも多く
10億だったそうですから、これだけで25億の赤字です。
ネーミングライツの道も閉ざされ、身売りの道もつぶされ、
しかたなく近鉄はオリックスと合併せざるを得なかったわけですが、
この騒動は一時的に収束しただけで、まだ全然終わっている話じゃない。
巨人戦の中継が減り、たとえばヤクルトなら年間15億ほど入っていた巨人戦の放映権料は
近い将来ほぼゼロに近くなるかもしれない。
そうすれば、観客が増加傾向にあるパの球団はまだしも、セの球団は一気に危なくなってくる。
ヤクルト、広島、横浜なんかもう黄信号ですよ。

 パでいちばん危ないのは圧倒的に西武です。
よその球団がお客さんがどんどん増えとるのに、西武だけですよ、
年を経るたびにお客さんが減るのは。
まあ、これは放映権料とはあまり関係が無いんですがね。
とにかく、球団の経営状況は一部方向転換に成功した球団を除いては
04年の球界再編騒動時より明らかに悪くなっているハズです。
一部の高給取りの選手のワガママで、一気に球界再編が加速する可能性もある。
8球団1リーグにでもなってごらんなさい、4球団分の選手はクビを切られるんですよ。
その時、自分だけは生き残れるからいいと彼らは言うつもりかね?
 選手会もバカみたいに高い年俸を要求する選手は叩きなさいよ。
さっきも言ったけど、一部のブルジョワ選手の権利だけを保護して、
球団がつぶれたら一番困るのはその他大多数の選手たちでしょうが。
組合は立場の弱い労働者(プロ野球選手は個人事業主ですが、そのぶん立場は弱いのです)の
味方であるべきでしょう。
04年のときは明らかに球団側のやり口に無茶があったし、
ナベツネさんのたかが選手があったから世論は味方につきましたが、
こんな自分たちに都合のいいことばっかり言っとったら、
ファンの皆さんが次支持してくれるかどうかはわかりませんよ。

 最近は、契約更改での大幅減俸が多く見られるようになりました。
昨年は工藤さん、仁志さん、谷さん、立浪さんもそうでしたし、
古田さんも選手部分の年俸は大幅ダウンだった。
今年は、鈴木尚典さんの年俸が2年で1/4になったんだそうです。
これ自体は非常にいい流れです。選手を不良債権化させていいことはひとつもない。
働いてない選手の給料は思い切りよく下げないといけません。
ロッテの藤田さんも今年1年悪かっただけでアッサリと自由契約になりましたが、
これには契約更改で毎年ゴネていたのにも原因があるでしょう。
球団も昔みたいに無尽蔵にカネをつぎ込んでいるわけじゃない。
でも、上のほうでマネーゲームをやって、年俸がどんどん釣りあがれば、
懸命に削減した赤字がまたドーンと増えてしまうのです。

 先週書いたように外国人選手は仕方ない。
アメリカ人に日本球界を心配しろと言ってもムリでしょう。
でも日本人選手は、仮にも日本球界に育ててもらったわけですから、
ちょっとは球界全体のことを考えましょうよ。3億といえば、サラリーマンの生涯獲得賃金です。
ということは、累計してそれ以上もらっている選手はもうゴチャゴチャ言わんでもいいじゃないの。
そんなことをやっているから、年俸が低い選手がわけのわからん材料まで持ち出して、
必死に更改に臨まなければいけなくなる。
 オリックスの本柳は「代走準備料」を要求したそうですが、これは名目こそバカバカしいけど、
オリックスファンの皆さんなら今年の本柳の貢献度はわかっていることでしょう。
抑えの加藤大を除けば、右で一番投げとるんだから。
でも球団の、本柳の本業に対する評価はわずか数百万のアップ。
それなら、ということで苦肉の策で持ち出したのです。
くだらないこと言ってるな、で済ませないで、
こういう一番働いてる選手にカネをあげるべきですよ。
一番肝心なイニングイートをやる中継ぎへの評価は相変わらず低いんです。
抑えも激務だけど、評価はだいぶ上がっています。
それにくらべ、先発はどんどん楽になっているのに、相変わらず評価は高い。
最近の投手陣の契約更改で中継ぎ陣が悲鳴をあげていますが、それもやむなしですよ。
それに一部の高額年俸と、外国人選手の年俸が重なって、
年俸バランスがグチャグチャに崩れてしまっている。

 どこかで抜本的な改革をやらんと、本当に日本のプロ野球は潰れてしまいますよ。
さっきも言いましたが、もう巨人戦の放映権料は当てに出来んのです。
減ることはあっても、増えることは考えにくい。
テレビ局だって厳しいんだから、無理に放送させるわけにはいきません
(メディアに対して言いたい事は別にあるんですが、これは別の機会に回します)。
 私案を書きます。選手会が04年に掲げたこととほぼ同じですが、
最近選手会はこれをメインに押し出しとらんから、オレが言います。
まずはラグジュアリータックスと完全ウエーバー。
資本主義の権化であるMLBがやっとるんだから日本に出来んわけはない。
それにMLBではまだ実現してないサラリーキャップが加われば完璧です。
そうすれば限られた資金で効率よく選手を運用するしかなくなる。
自然と実力以上に年俸の高い選手は淘汰される上に、不公平感が出ません。
さらに放映権もNPBが一括管理する。
これでギャーギャー言う球団があることは容易に予想がつきますが、
もう一球団独裁の時代でないことをわからせなければいけない。
 さらに、これは選手会も言ってないけど、ルール・ファイブ・ドラフト(再分配ドラフト)を
導入するべきです。これで飼い殺しが完全に減ります。
日本には故障者リストが無いので、入団4年目以上で一軍登録日数が
50日を割った選手の中から、5人プロテクト枠を用意すればいい。
 FAは短縮しても構いませんが、その場合はプロテクト枠をあと5人ほど緩和しなくてはいけません。
FAで選手を獲る球団と獲られる球団がハッキリ分かれる現状では、
獲られ損にならないためには獲る側にそれなりのリスクを求めるべきです。
オレは別にメジャーを盲目的に賛美するわけじゃないですが、
選手と利益が寡占状態になっている日本の現状は決して望ましくない。

チームが減ることは、最終的には必ずリーグと競技自体の衰退を招きます。
台湾の人口が2300万人で6チーム(400万人弱/チーム)、
韓国の人口が4800万人で8チーム(600万人/チーム)です。
アメリカも30000万人の人口で30チーム(1000万人/チーム)なんですから、
日本の13000万人弱で12チーム(1000万人強/チーム)は決して多すぎるわけではない。
適正な数なんですよ。
なのに利益を受ける球団が偏っていて、搾取される球団は気息奄々になっている。
こんなの誰がどう見てもおかしいでしょうが。
 巨人が(あ、言ってしまいました)ブーブー言うようなら、
11球団が団結して「もう巨人には頼らない」と言えばいいんですよ。
放映権料はほっといてもそのうちゼロになるんだし、
ビジターの観客動員数なんか地域密着すれば10年もせずに取り返せる。
1球団でリーグ戦を開催して、毎年巨人が優勝、日本一ってやっても
お客さんなんか入らないんだから、必ず巨人は頭を下げてきます。
今までは放映権料と一極集中の観客動員というサイフを握っていたからこそ
巨人は強気でいられたわけで、どちらも失った(または、失いそうな)現在となっては
巨人が強気でいられる道理は無い。
このタイミングで一気に改革をやってしまわんと、
グズグズしとったら第二の近鉄が出てくるかもしれない。
巨人の影響力がいい意味で弱まっている今こそ、12球団共栄の道を探し出すしかありません。

 先日発覚した薬物問題についても書きたかったけど、これは来週に回します。
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Author:邱俊雄
2ch@プロ野球版のスレ「許銘傑のオレが豊田さん!第2部」に連載中の36氏のコラムを中心に集めています。

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