2017-11

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第4部 132-135 李炳圭の俺が豊田さん!16 by408

チュウニチドラゴンズノ イビョンギュデス テーハンミングッ マンセー
(以下、通訳さんの訳)

2007年が終わろうとしています。
俺たち韓国人は正月を旧暦で祝いますから、
日本の皆さんのように1月に新年を祝うという意識があまりありません。
(芸能人主催のカウントダウンイベントなどはあるのかもしれませんが。)
しかし、それとは別に1年を振り返ることはします。
12月30日の朝鮮日報に、なにやら嬉しい記事が出ていましたねぇ。
「今年韓国人に最も元気を与えたスポーツ選手は?」で、この俺が8位に選ばれたとか。
俺自身はこの1年間を振り返ってみると、思うようにいかないことが多かったものですから、
どうしたものかと思っていたのですが、なかなかどうして。
不慣れな日本で1年間頑張った甲斐がありました。
来季はもっと良い成績を残せる自信がありますので、皆さん応援をよろしくお願いします。

さて、年末も年末のこの時期に驚くべきニュースが飛び込んできましたねぇ。
俺が2軍落ちしている時に一緒だった春田剛君が、球団に突然引退を申し入れたとか。
理由は「腰痛で、ひどくなると下半身不随の恐れがあると医者に言われたから」だとか。
いやぁ、こんなことがあるんですねぇ。
2軍で一緒だったころは、そんな素振りはまったく感じられなかったのに。
俺も膝を怪我したことがあるから、怪我の恐ろしさというのは知っているつもりだけど、
これはそんな簡単な話じゃない。
下半身不随、つまり自分の脚で歩くことすらできなくなってしまうんです。
いくら彼が野球選手として才能があったとしても、それとこれとは別問題です。
野球選手として大成したとして、その代償として歩けなくなっても、誰も喜びませんよ。
そこから考えれば、彼の行動は当然のことです。
一度しかない人生なんだから、後悔の無いようにせんと。

1年の締めくくりに相応しい話は何かをずっと考えていたのですが、
今回は韓国と日本の野球の違いを考えてみたいと思います。
五輪予選で俺たちは日本代表と戦い、3-4で敗れました。
試合結果と俺たちが負けた理由については色々と言われてるのですが、
そういう話ではなく、双方のチームカラーの違いが中心です。

どうやって話を進めれば、日本の皆さんに理解いただけるのか、
ああでもないこうでもないと悩んでいたのですが、
やはり日本の野球を使うのが一番でしょう。

要するにね、今回の韓日戦は、2002年の日本シリーズのようなものだと思うんですよ。
覚えている方も多いと思いますが、
巨人が初戦から西武を4タテして、一気に日本一を決めたシリーズです。

これね、確かに西武は4連敗で巨人に負けましたよ。
じゃあ西武が巨人に比べて弱いのかといったら、決してそんなことは無いでしょう。
あれだけ安定した投手陣と、カブレラさんや和田さん(来年からうちに来ますねぇ。)といった
破壊力抜群の長距離砲、松井君や小関君といった小技の出来る選手も揃っている。
誰がなんと言おうと、パリーグを制覇するに相応しいチームだった。
対する巨人はどうか。
ここもやはり投手力は悪くなかった。
日本代表の上原君や、高橋尚君がいたり、抑えには河原さんが控えていた。
打線も松井秀喜君を筆頭に破壊力は抜群だった。
唯一の欠点といえば、機動力や小技といった面をほとんど重視しなかったところです。

チーム力としてはほぼ互角、あるいは、西武が上回っていた部分もあったはずなのに、
西武は何故負けたのか?
結論から言えばこれが短期決戦の恐ろしさなんです。
西武の側から見てみれば、先発投手が不調だった、打線がつながらなかった、
これを4試合つづけて繰り返してしまったようなものなんです。
逆に巨人から言えば、投手が西武の攻撃を抑えた、打線が爆発した、
これが4試合続いたから4連勝できて、日本一になれたんです。
つまり、長期決戦を制覇した2チームのどちらが強いのかを、
短期決戦という方式で強引に決めたようなものなんです。
(いくらなんでも単純化しすぎだ、というお叱りの声があるかもしれませんが、ご容赦下さい。)

逆に言うとね、この両チームがペナントレースという形で戦えば、
対戦成績はどうなるかなんてことは、誰にも分からんのです。
ほぼ互角の成績になるかもしれないし、もしかしたらどちらかの一方的な成績になるかもしれない。
極端な話、西武が残りの試合で20勝ぐらいするかもしれない。
だから、西武と巨人のどちらが強いのか議論になったとしても、
明確な答え(つまり正解)は出ないと俺は思うんです。
何故なら、チームの質が違ったから比べようが無いんです。

今回の韓日戦もそういうものだと思うんですよ。
韓国と日本のどちらが強いのか、どちらも強いんです。
これも西武と巨人の話のように、強さの質が違うんです。
韓国は選手の身体能力を軸とした力の野球、
つまり、ここで挙げた巨人のような野球をする傾向があります。
対する日本の野球はどうだったか。
大技と小技を使い分ける野球、すなわちここで挙げた西武ライオンズのような野球です。

日本シリーズでは、強打に物を言わせた巨人が投打の噛み合った試合を4試合続けて勝った、
すなわち、日本一になりました。
では日韓戦はどうだったのか。大技小技を使い分けられる日本が勝ちました。
日本シリーズに置き換えれば西武が勝ったようなものです。

だからね、「日本と韓国のどちらが強いのか」なんていう
単純な議論をしているようじゃいけないんです。
そもそも、両チームの野球の質が違うんだから。

目先の結果にとらわれて、ことの本質を見誤る。
こういうことでは、いつまで経っても人間成長できないのです。

それでは皆様、良いお年を。
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Author:邱俊雄
2ch@プロ野球版のスレ「許銘傑のオレが豊田さん!第2部」に連載中の36氏のコラムを中心に集めています。

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