2017-11

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第4部 152-156 許銘傑のオレが豊田さん!2-30 by36

セイプ ライオンツ ノ シュー ミンチェ テス ハァー
(以下邱さんの訳)

 皆様、明けましておめでとうございます。年も改まって2008年になりましたが、
昨年の振り返りから始めさせてください。
昨年は、日本球史上初の有料試合が行われてから、ちょうど100年目の年でした。
この100年、プロ野球は栄華も挫折も味わってきたのですが、
昨年は裏金問題、薬物問題、セパともにプレーオフ導入など
今までのプロ野球にはなかった(もしくは、あっても表沙汰になっていなかった)
プロ野球の根幹を揺るがすようなことがたくさんありました。
 やっぱりね、プロ野球は一回何もかも考え直す時期に来とると思いますよ、オレは。
プロ野球は日本運動協会、天勝野球団という先達を経て、
その後はおもに巨人軍の先導によってここまで走ってきた。
その功績は確かに認めなければいけませんが、
利益一極集中になっている現状は明らかに望ましくない。
このままでは今まで築き上げてきた財産が底を尽いてしまいますよ。
売家と唐様で書く三代目、という言葉がありますが、今のプロ野球も然りです。
誰も彼も財産を食いつぶすことしか考えとらんでしょうが。
 いまのプロ野球のかたちを作り上げた大正力こと正力松太郎さんの精神に立ち返って、
球界全体を発展させるにはどうするかを考えて、抜本的な改革をやらんと、
本当にプロ野球は終わってしまいますよ。
球団だけじゃない、選手会も、メディアもそうです。
プロ野球に携わるすべての人が、いっぺん考え方を変えなければイカンのです。
既得権益を失いたくないのはわかりますが、私利私略にとらわれていては
小を取って大を捨てることになる。
これだけ日本国民に根ざしたスポーツは他にないんだから、
みんなが幸せになる方法を考えましょうよ。

 台湾職棒界では、誠泰コブラズが解散するかもしれない、なんて噂が流れていましたが、
報道を見る限り、残りの5球団は誠泰の解散を歓迎していたようなフシすらある。
タダで誠泰の選手が獲得できると思っていたようですが、バカ言っちゃいけません。
それじゃどこかの金貸しチームと変わらんじゃないの。
オレはいつも同じことを言っていますが、チームの減少は確実にパイの減少を招くのです。
例の八百長のとき、台湾の野球ファンはそのゴタゴタに嫌気が差して
職棒を見るのをやめたんです。
ただでさえ職棒はお客が入っとらんのに、これ以上ゴタゴタを見せてどうするの?
結局、行き着く先は職棒全体の衰退、解散でパーですよ。誰の何の得にもなりません。
オレが誠泰の前身である台中金剛の出身であることを差っぴいても、
これ以上球団を減らしてはイカンのです。
 日本だって近鉄という悲しい前例があるじゃないですか。
二度とああいう球団を出さないためにはどうすればいいのか。
ぜひ08年が、プロ野球のパラダイム転換のキッカケとなる年になってほしいねえ。
安倍さんじゃないけど、目指すべきは「巨人一極集中レジームからの脱却」です。
21世紀には21世紀の野球の形があるハズなんです。
これを、誰かさんみたいに途中で放り投げたりしない人がしっかりとリーダーシップをとってやらないといけません。

 そして今年、2008年はアメリカのプロ野球チーム(マイナー)が初来日してから100年になります。
アメリカや、アジアの野球との付き合い方も考えていかんとイカン。
今までは何となくグダグダにやっとるでしょう。
MLBは日本からいい選手が取れて満足でしょうが、日本は取られる一方みたいになっている。
それも、FAで行かれたら一銭にもならんからポスティングで、なんて本末転倒ですよ。
FAの人的補償をMLBまで拡げるとか、金銭的な補償を考えるとか何とかせんと、
一方的に選手が出て行くだけになってしまいます。

 出て行く選手にも望みたいことはあります。
選手が出て行く流れ自体は止められないでしょうが、
メジャーで存分にやった選手は日本に戻ってきて現役を続けてほしい。
実際に行った者にしか語れないメジャーの長所、そして厳しいメジャーの現実、
それを余さず日本にいる選手たちに伝えてほしいのです。
いちばん脂ののった時期に海外に出て行かれるのは正直痛いのですが、
そんな中でも必ず若い選手は育ってきます。
そんな若い選手のモチベーションを挙げるためにも、また軽挙妄動をつつしませる意味でも、
彼らの海外経験を語ってほしいのです。
メディアには上手いこと協力体制をお願いして、スター選手だけでなく
日本に残った選手を盛り上げて行ってもらえれば、
選手がメジャーに流出しても野球人気はそうそう落ちんハズです
(野球報道で食っとるメディアが率先して野球人気の低下を叫ぶなど言語道断です)。
 台湾球界出身のオレとしては、日本で思う存分やった選手は、
率先してアジアの野球にも進出してほしいよねえ。
韓国球界も、基本的には朝鮮半島の血が入った選手ばかり受け入れてますが
(例外は宮城弘明さんと入来智さんだけです)、
もっと日本の選手を(もちろん、日本だけに限りませんが)
じゃんじゃん受け入れたほうがいい(李炳圭さん、KBOに掛け合ってくださいよ)。
WBCやアジアシリーズ、先日の五輪予選でもわかったように、
いまや韓国野球と日本野球のレベルの差はほとんど無くなってきている。
今後、韓国野球が日本野球にあと一歩踏み出して追いつき、
追い越すためにはどうすればいいかといえば、
日本球界をよく知り、学ぶべきは取り入れることですよ。
日本のやり方の換骨奪胎は韓国のお家芸でしょうが。
首脳陣じゃなくて、まだ身体の動く選手から見て学べることはたくさんあるはずなのです。
日本のFA選手を、大金はたいて韓国が獲ってもいいと思う。
野球への取り組み方がマジメな選手なら、大金を投じるだけの価値は十分にあるはずです、
 行くにも来るにも、海外移籍の壁を先手を打ってもっと低くすること。
出て行くものは出て行くもので仕方ないんですから、そういうものだと理解して、
その状況をいかに自国球界のプラスに転化できるかを考えなきゃあ。

 さて、年末にはTBSで恒例の「プロ野球戦力外・クビを宣告された男たち」が放映されました。
いやあ、興味深く見ましたよ。
きちんと取り上げられてたのは元ロッテの藤田宗1さん、元巨人の三浦貴、
そして元西武の柴田博之でした。
 しかし、藤田1さんはどうですかねえ。
番組では「この球場で、このファンの前で終わろうと思ってたのに・・・」なんて
殊勝なコメントを言ってましたが、
昔から野球見てる人はあなたが何度もトレード志願してる事は知ってるでしょうし、
そもそも戦力外になったのだって、あなたが不必要に契約更改の場で
粘ってたからという理由がかなりあるハズです。
でなきゃ、毎年50試合放れてどこも壊れないワンポイント左腕を、
たった一年藤田1だったからって(トレードはあるかもしれませんが)解雇する球団はないよ。
今回の解雇については、オレは藤田1さん自身が招いた結論だと思います。
この年俸がもし8000万だったら、きっとクビにはなっとらんもの。
 さらに、藤田1さんに関するTBSの紹介の仕方がおかしかった。
テロップで藤田さんの07年の成績が表示されたんですがそこには
「二軍 13試合 1勝1セーブ 防1.80」と書いてあった
(正確には覚えていませんが、とにかく二軍成績でした)。
もちろん、今年パの野球をご覧になっていた方はすぐにこのテロップの
トリックにお気づきになることでしょう。
藤田1さんの1は二軍で防御率1点台の1じゃない、一軍で防御率12点台の1です。
今年藤田1さんは、この成績で一軍で31試合も投げている。
ボビーという人はなかなか選手を見切らない人ですから、
調子が悪い藤田1さんを最後まで使い続けました。

ところが、ここで二軍の成績を表示するということは、視聴者に
「二軍では調子が良かったのに一軍に上げてもらえなかった」という印象を与えることになります。
実際は、ファンの悲鳴を聞き続けながらもボビーは使い続けたのに、です。
これはどう見ても印象操作というんじゃないのかね。
TBSもこんなコソクな手段を使うのはやめなさいよ。
せっかくいい番組を作っているのに、こんな悪質な演出をやられたら、
何もかも吹き飛んでしまいますよ。
 トライアウトで結果を残せなかったけどもライオンズに移籍が決まった三浦
(三浦クン、頼むよ。あの巨大戦力チームを見返してくれよ)、
反対にトライアウトで結果を残したのに声がかからず、引退を決意した柴田
(また一人、同じ釜の飯を食った、しかも同い年の選手がやめていきます。辛いねえ)。
さまざまの人間模様や、改善すべき問題点をたくさん抱えながらですが、
こうして2008年がスタートしました。
とにかく野球にたずさわるすべての人が幸せになれる野球界になるよう祈りたい。
オレもまずピッチングをシャンとしないといけません。
本年もどうぞオレを、ライオンズを、パリーグを、日本プロ野球を、
そしてすべての野球をよろしくお願いいたします。
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Author:邱俊雄
2ch@プロ野球版のスレ「許銘傑のオレが豊田さん!第2部」に連載中の36氏のコラムを中心に集めています。

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