2017-11

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第4部 198-202 許銘傑のオレが豊田さん!2-33 by36

セイプ ライオンツ ノ シュー ミンチェ テス ハァー
(以下邱さんの訳)

 この間オフになったと思っていたら、もうキャンプが始まろうとしてます。
オレも来日して、例の所沢のくすのきホールでやっとる壮行会に出てきました。
来てくださった熱心なファンの皆さん、ありがとうございます。
今年こそは皆さんの期待に応えられるように、オレも微力ながら頑張ります。
しかし、短いオフだったねえ。
年を重ねるごとに時が過ぎるのは早くなって来ているけど、
30を過ぎてからは本当に早いんですよ。
若い選手たちには、若いうちにオフの過ごし方を研究しておくようにオススメしたいよ。
年を取るとシーズン中に蓄積した疲労が取れるのも遅くなるから、
いろいろできるのも今のうちです。

 そんなオフを利用して、楽天の田中クンが富士通のCMに野村監督と一緒に出演したらしい。
あのキムタクさんと共演だそうです。
キムタクさんもさすがユーティリティプレイヤーだよねえ。
どこでも守れて、スイッチで、歌も歌えばドラマにもCMにも出る。
ああいうマルチな才能というのはうらやましいものです。
オレの周りには歌を出した張誌家ぐらいしかおらんもの。
しかし、田中クンも1年目のオフからCM出演とはさすがです。
高卒1年目の選手がCMに出るのは松坂大輔以来じゃないかね。
たしか大輔は入団した時に、当時の堤オーナーと
「一人前になるまでCMには出ない」という約束をしていたはずですが、
一年目で最多勝を獲得し、晴れてのCM出演となったのです
(昔はライオンズの選手はCMに出られなかったんだから、時代は変わりましたよ)。
調べてみたら、大輔は5社と一気に契約したんだとか。
全日空は「ハンバーガー計画」ってのをやってましたねえ、そういえば。
「お客様の中で、ハンバーガーを3つ以上食べられる方いらっしゃいませんか?」というヤツです。
なんで飛行機会社が大輔をわざわざ使って、ハンバーガーが食べられるかどうかを
聞かなきゃいけないのかイマイチよくわかりませんでしたが、
少なくとも大手の会社とCM契約をするというのは人気のバロメーターになりますし
顔も売れるから、オレはどんどんやったらいいと思う。

 最近はプロ野球選手を起用したCMが何となく少なくなったような気がします。
オロナミンCだって、昔は巨人ナインが出てました。ガムシャラに野球に取り組む姿に
「元気ハツラツ」というコピーをつけたのは秀逸だったと思うけど、
いまはそういうガムシャラさってのは流行らんのでしょうね。
「元気ハツラツ」というコピーすら、「元気ハツラツぅ?」と茶化した形になってしまった
(悪いとは思いません、むしろそういう形でもコピーを残す姿勢は評価したい)。
巨人の選手がCMに出るケースは本当に少なくなってきましたが、
これは巨人の位置、価値が下がってきたことを意味します。
 しかし、これをプロ野球界全体の人気と早合点してはいけない。
パのチームは一部をのぞけば観客動員も増えているし、
昔よりもメディアに登場する機会は実は増えているのです
(返す返すも、珍プレー好プレーがなくなってしまったのは惜しいよねえ)。
今こそ、パの球団は、選手を積極的にCMに出演させるべきだとオレは思う。
選手がCMに出て顔が売れることによって、間違いなくお客さんは増えるはずだからです。
見に来てくれたお客さんが、選手をまったく知らないのと、
ひとりでも知っている選手がいるのとでは全然違いますからねえ。
昔のロッテなんて、落合と倉持しか知らない、なんて人は結構いたんじゃないかと思う。
選手の出演料も安くして、その分は球団が少し補填してあげてもいい。
球団にそれだけのメリットはあるはずなのです。
もともとプロ野球チームというのは親会社の広告塔ですよ。
選手が露出すればチーム名も露出する。結果的にPRになるじゃないの。
 今までのパは「盛り上がってる風に見せる」のがヘタだった。
もう「テレビじゃ見れない川崎劇場」の時代じゃないんだもの。
これからは「盛り上がってるように見せてお客さんを呼ぶ」ようにしていかんと
(特にライオンズですよ、これをやらなきゃダメなのは)。
それで実際盛り上がったのがロッテであり、日本ハムなわけです。
センスのない人が余計なことをして却って盛り下げたらダメですが、
球団が積極的に媒体に盛り上がりをアピールする。
そのひとつの手段として選手のCM出演は非常に有効であるハズです。
高木大成さんに今度会ったら言っとかなきゃイカン。

 さて、楽天の台湾遠征はなくなっちゃったんですってねえ。
時期的にチームを3分割するのは厳しいとか。
その辺の問題はもうクリアになっとると思ってたんですがねえ。
秋にやってもいいけど、シーズンの疲労も蓄積してますし、
もし楽天がクライマックスシリーズに出場したり、日本シリーズに出場したり、
アジアシリーズに出る可能性だってある。
そんな時期にわざわざ台湾まで行って楽天が試合をするとは思えません。
再来年の春も有り得るけど、再来年はまたWBCがあります。
この時に楽天から代表選手が招集される可能性もあるし、これも難しいかもしれない。
オレは、どこでもいいから日本のプロ野球チームにどんどんアジアで試合をしてほしいのです。
毎回言っていますが、そうやってアジア全体で野球を盛り上げていかんと。

 特に、もっと危機感を持たなくてはいけないのは巨人です。
オーナー会議で、今頃になってクライマックスシリーズの
アドバンテージ導入を強く主張しているという。
あのね、アンタのところが去年ギャーギャー言うから、
アドバンテージはナシになったんでしょうが。今さら何を言っとるの。
自分のところが優勝したら一気にこの掌返し。ホントに、何を考えとるの、この人たちは。
滝鼻さんは「格好いいとか悪いとか言ってられない。格好悪いことを言ってでもプロ野球を盛り上げたい」と言ってるそうですが、ホントにこれを言ってプロ野球が盛り上がると思ってるなら、
巨人首脳の前近代的な考え方に呆れ果ててしまいます。
 20年前まで圧倒的な多さだった巨人ファンがどうしてあれだけ減ったのか。
巨人の我田引水横車的なやり方が反感を買ったからです。
どうして反感を買ってまでそんなやり方をするかと言えば、
巨人は勝たないとお客さんが入らないと(彼らが勝手に)思っているからです。
そして、なぜ巨人が勝てないかと言えば、その原因をやれ4番が足りないから、
やれ先発が足りないから、やれ抑えが足りないからと「戦力の不足という単純問題」に
帰さしめるからです。それでまたファンが減る。
無限のループに陥ってしまっとるんですよ。
オレの周りにもいますよ、「あんな外様ばっかりのチームに興味が持てない」という人が。
当たり前ですよ。ファンのうち、選手個人に紐づいているファンというのは結構な数おるんだから。

 結局ね、「ああ、巨人は自分たちの利益のためにはルールも捻じ曲げるんだな」
と言うことがわかって巨人ファンをやめた人数が、
新しく巨人ファンになる人数より多くなった瞬間から巨人ファンというのは減り始めたわけです。
それでも東京ドームが満席だったからごまかせてましたが、
あのガラガラの東京ドームを今でも「満員」と思っている人は誰もいない。
お客が入らないから、余計に勝とうとしてヨソから獲ってくる。
もう、悪循環もここに極まれりですよ。何で彼らは気付かんのですかねえ。
ちょっとリサーチすればすぐわかるでしょうが、こんなことは。
あんなやり方で勝ったところで、お客さんは増えんのです。
 これもオレはいつも言っていますが、巨人が考えを根本的に改めない限り、
本当の日本球界の発展はありません。
パの球団はすべて出来る限りの経営努力をしているし、実際にパの野球はむちゃくちゃ面白い。
でも、最終的にはパの事なんか無視されて、巨人のイメージだけで語られてしまうのが
今のプロ野球です。
オレたちは、メディアに巨人だけがプロ野球でないということをわかってもらうために
素晴らしいプレーをしてお客さんを呼ばなければいけないし、
当の巨人にはサッサと理解をしてもらって、球界全体が発展する方法を考えないとイカン。
これらを同時進行でやらなきゃ追いつかんから大変なんです。
のんびりやっとったら、本当にプロ野球はファンの皆さんに見捨てられてしまいますよ。

 さて、巨人だけがわけのわからんことをやっているのかと思ったら、他にも出てきた。
元近鉄からオリックス、巨人を経て自由契約になっていたジェレミー・パウエル
(オリックス時代はJP)がオリックスに復帰する、という話で、オリックスも
そう発表していたのですが、火曜日になってホークスがパウエルの獲得を発表しました。
何なんですかこれは?さっぱり訳のわからん話ですねえ。
どうやったらこういうことが起こるのか。
オリックスは仮契約を済ませ、メディカルチェック後の本契約のつもりでいたところ、
いつまでもメディカルチェックが終わらず(オリックスは「諸事情で遅れている」と
説明していたそうですから、そう聞いていたんでしょう)、
そのスキマを縫ってホークスがパウエルと交渉したらしい。
オリックスとしてはまさに寝耳に水です。

 これに関しての、ホークスの言い訳がふるっている。
サンスポによれば、「関係者」が「契約の不備をついたまで。あくまでもビジネス」と語り、
会見した竹内常務も「どんな交渉をしたのか知らないが、覚書にサインしないと
契約は完了しない。モラル?勝負事ですから」と語ったそうです。
このコメントはひどいよねえ。
「規約の不備」をついて、巨人は江川卓投手と契約を交わしました。
「ルールの不備」をついて、韓国は5分前にスタメンを変更しました。
この両例とも、当事者の意識は「モラル?勝負事ですから」と
ほぼ同じようなものだったことは皆さんもよくご存じでしょう。
でも、世論はそれを許さなかった。当たり前ですよ。
規約やルールに不備があっても、それを突く行為はまさにモラルに不備があるからです。
この際、パウエルが実際どれだけの戦力になり得るか、とか、
ホークスは投手が沢山いるのに、なんて戦力分析もお門違いでしょう。
問題はまさに、竹内常務が語るところの「モラル」にあるわけですよ。
この行動が、紳士的な大人のマナーに則っているの?
ホイホイと付いて行くパウエルも相当酷いけど(どうせ、代理人が噛んでるんでしょうが)、
そもそもホークスが声をかけなければこの話はなかったわけでしょう。
そりゃ持ちかけたホークスが悪いよ。
 あのね、オレはいつも言っているでしょう、野球の世界は何事も明朗にやらないとイカンのです。
さっきも言ったけど、公明正大にやらないとファンがどんどん離れていくんですよ。
孫さんね、ビジネスの世界は相手を出し抜いけば勝ちかもしれませんが、
野球がそれでは困るよ。
この契約をファンの子供たちに堂々と説明できますか?
オレがいくら声高に野球の面白さを訴えても、
こんなことをやっとったらいっぺんでパーじゃないの。
パリーグは一致団結して盛り上げて行かなきゃイカンのに、
なんで球春到来、というこの時期に水をブッ掛けるようなことをするのか。
完全に同士討ちですよ。
王さんが今年が最後だからどうしても勝たなきゃ、って言うけど、
球団主導で王さんの晩節を汚してどうするの。
どこの球団もそうですけど、お願いだから足を引っ張り合うのをやめましょうよ。
今年こそ、12球団で、共存共栄できる球界になることを祈って、
オレたち選手はキャンプに出発することにします。
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Author:邱俊雄
2ch@プロ野球版のスレ「許銘傑のオレが豊田さん!第2部」に連載中の36氏のコラムを中心に集めています。

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